ダークエルフの森となれ 現代転生戦争 4

発売日 : 2022/02/10
異種族バトルロイヤル、クライマックス。最後に立つのは果たして……。
 セリアメアと久瀬の策略によって窮地に追い込まれたシーナたちだが、かつて異世界で相棒だったオーガの少女・カリンからの助力によって、どうにか事態を切り抜ける。
 現代に転生した魔術種たちによるバトルロイヤル。現時刻において生き残っているのは、エルフ、ダークエルフ、スライム、オーガの4種のみ。
 ――――終わりの時は近い。
 騎士団や公的機関によって追われる立場となった練介はシーナとともに逃避行を図りつつも、逆転の一手を導き出す。

「勝つぜ、練介」「当然だろ」

 共に生きていく未来を信じて戦い抜いた二人のもとに訪れるのは福音か、それとも……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 880円(本体800円+税)
  • ISBN: 9784049141368

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みんなのレビュー

  • のれん
    2022/02/11
    ネタバレあり
    ダークエルフ好きSF魔術バトルシリーズ完結巻。 前巻から順当にエルフとの決着を果たし、モヤモヤしていた委員長とか姉とかの問題を多少展開を巻きつつも解決し、少年と少女の夢を神業というか力業で叶えた。 普通に憧れていた少年は愛する特別な誰かと出会えたことで、普通になれていた。その普通が社会にそぐわないのなら出て行くことは恥でも何でもない。 愛する特別といる場所がいるべき世界なのだ。最後の展開は都合が良すぎて苦笑だけれど、自分たちだけで一から始める姿は清々しいものがある。 一風変わった伝奇作品、お疲れ様でした。
  • AKF-ZERO
    2022/06/01
    ネタバレあり
    異世界からの転生戦争を仕掛けた神様が、お前らとっとと決着付けろと痺れを切らして降臨してしまいましたよ。この神様あまり気が長くないようで(苦笑) 少々オーガに引っ掻き回された感はありますが、良い終わり方だったと思います。出来れば最後までコダマさんのイラストで読みたかったというのが本音ではありますが。委員長は脱落すると思ってたので生き残ったのは以外でした。ラスト自分に素直になった彼女は可愛いかったですね。練介を巡ってシーナを手玉に取るとは。今までには無かった心の余裕が伺えました。水瀬さんの次回作にも期待です
  • 真白優樹
    2022/02/16
    かつてのシーナの相棒であるオーガの魔術種、カリンの助太刀により窮地を脱する中、否応なく決戦の幕が上がる最終巻。―――手にしたものを守る為、血塗られた先の未来へ。 魔術種それぞれの思いが巡り決戦の場でぶつかり合う中、錬介とシーナの思いが一つのゴールへ辿り着く今巻。改めて認識した特別と、世界を踏み越え無限へと歩き出していく巻であり、独特の爽快感に満ちた味が楽しめる巻である。始まるのは寄る辺なき地での未知なる戦い。だけどそれでも。特別な者が隣にいてくれる限り、どこまでも戦い抜けるから。 うん、面白かった。
  • CCC
    2023/11/16
    ネタバレあり
    ちゃんと完結。エライ。趣味が詰まっていて楽しめるシリーズではあった。ただダークエルフに自由を投影するのはまあいいのだけど、メタ的に見ると恋愛要素や通俗的倫理に縛られている感じもして、いまいち浸りきれないところがあった。読者が許容可能な枠から外に出る瞬間があっても良かったのでは、と個人的には思ったが、過剰な要求かもしれない。
  • こおき
    2022/04/13
    ★★★★☆ やっと読了できた。葉月たんの好きがつまった最新シリーズの完結作。窮地の脱し方ワンパすぎないかとか思うところがないわけではないけれど、逃走中の「自由」の描写とか、読後感の爽やかさとか、好きな部分も多く、総じて満足感のある最終巻だったように思う。なにより唯夏に救いがある終わり方で良かった……。それにしても、まるで電撃文庫卒業式のようなあとがきだが、今後はどうなるのか……葉月たんの作品は何だかんだ小説形式が一番好きなので、是非とも次を読みたいものだ。