探偵はもう、死んでいる。 6

発売日 : 2021/11/25
これは君が私と出会う物語。そして私が君と出会う物語。
名探偵の私・シエスタと助手・君塚君彦の出会いは、地上一万メートルの上空、ハイジャックされた飛行機――ではない。
「あなたには、日本へ行ってもらいたいのです」
本当の始まりは四年前、《連邦政府》から受けたあるスパイの捜索依頼。
日本に飛んだ私が加瀬風靡の協力を得て彼の関係者との接触を図ると――

「ちょうどいい、お前も覚えておけ。その腹立たしいクソガキの名前は――」

ねぇ、助手。どうして私が君を旅に誘ったのか、不思議に思ったことはない?
今から語られるのは、三年にわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げた君ですら知らない、私だけの秘密。
あの遙かな空の出会いに至るまでの、真の始まりを描く前日譚。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784046809148

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

MF文庫Jの新刊

  • 荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ヘガデルのブラックな会社 2 決戦編
    荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ヘガデルのブラックな会社 2 決戦編
    知能持ちゾンビ登場! 生存を賭した壮絶な戦いへ!
    壱日千次 (著者) / へいろー (イラスト) / Hegadel (原作)
    発売日: 2025/09/25
    MF文庫J
    試し読みする
  • どもども、部活やめた同盟です!
    どもども、部活やめた同盟です!
    その集団って『一生もの』?
    九曜 (著者) / ゲソきんぐ (イラスト)
    発売日: 2025/09/25
    MF文庫J
    試し読みする
  • ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女
    ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女
    『聖剣学院の魔剣使い』志瑞祐×遠坂あさぎ新シリーズ始動!
    志瑞祐 (著者) / 遠坂あさぎ (原案・イラスト)
    発売日: 2025/09/25
    MF文庫J
    試し読みする
  • 未遂同盟
    未遂同盟
    すべてを〈未遂〉で終わらせろ。新たな青春小説、目覚める!
    海冬レイジ (著者) / ほうき星 (イラスト)
    発売日: 2025/09/25
    MF文庫J
    試し読みする
  • 無口な俺が深夜に通話しているのは、クラスで1番美人な優等生でした
    無口な俺が深夜に通話しているのは、クラスで1番美人な優等生でした
    「通話って、なんだか耳元でお話してるみたいでドキドキするね」
    六畳のえる (著者) / ファルまろ (イラスト)
    発売日: 2025/09/25
    MF文庫J
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/12/03
    【BW】高度一万メートル上空で始めて出会った君塚とシエスタ。実はすでに別の形で出会い、一緒に謎を追いかけていた…。二人の真の出会いを描いた前日譚でした。シエスタや君塚の考え方や行動原理のオリジンが分かって、本編の理解がさらに深まりました。やっぱりこの二人の関係は良いですね。二人がもう一度出会い、笑いながら丁々発止のやり取りをする姿を早く見たいものです。本編の続きが楽しみ。そして新しい髪型の夏凪が可愛いくて良き。
  • よっち
    2021/12/21
    名探偵・シエスタと助手・君塚君彦の本当の始まり。四年前、連邦政府から受けたあるスパイの捜索依頼で日本に飛んだシエスタが、加瀬風靡の協力を得て関係者との接触を図るシリーズ前日譚。実は地上一万メートルの上空、ハイジャックされた飛行機の前にあったシエスタと君塚の密かな邂逅。明らかになってゆくそれぞれの過去と、期せずして交錯する二人のらしさが詰まったエピソードでしたけど、今回のキーマンだったダニーの印象的な言葉がなかなか効いてましたね。これを読んだ後だと物語冒頭にあったエピソードの意味もまた違って見えてきました。
  • オセロ
    2021/11/28
    約4年前の君塚とシエスタの密かな出会い、そして君塚の師匠を名乗る謎の男・ダニーの物語。 今回は今まで出てきてなかった調律者を絡めながら、ダニーを狙う謎の組織との戦いを通じて明らかになるダニーの意外過ぎる正体と、ダニーが守っていたものの正体は驚きましたね。 今巻の物語が今後の展開にどう影響するのか楽しみです。
  • 如水
    2022/09/15
    5巻を1部としたら本巻は間話になるかと(閑話では無かった👍)。スジは実はシエスタと君塚はハイジャックされた飛行機が出会いでは無い…と言う話。それでも話はしっかりしてましたよ。シブいおっさんも出て来ますが、やはり【シンギュラリティ・ポイント】が重要だったんだと…こう考えれば今迄の出来事って何処迄が予測済みで何処からが特異点だったのか?を考察したくなるじゃ無いか~。が感想。『月華さんだからね』…うむ、言われてみたい💦これで心置きなく7巻を読める。
  • ランドセル太郎
    2022/01/25
    ネタバレあり
    「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませか」その言葉から2人は始まったと思っていましたが、すでに過去に出会っていました。それは、ダニーという1人の男を巡って…。君塚の《巻き込まれ体質》がとんでもない伏線になっていて鳥肌が立ちまくりました。そして、p283からのダニーの真相もとても面白く、やはりたんもしは読者を飽きさせないなと思いました。