純黒の執行者
発売日 :
2021/10/22
彼が担当した事件の被疑者は必ず死ぬ――刑事×悪魔が紡ぐダークサスペンス
怪死体や猟奇殺人事件を捜査する“奇特捜”に所属の刑事・一之瀬朱理には、一つの噂がある――彼の担当した事件は必ず【被疑者死亡】で終わると。
3年前に起きた一家惨殺事件の唯一の生き残りである朱理。瀕死の重傷の中、突如現れた悪魔を名乗る青年・ベルと契約した朱理は、己の死を回避する代償として、犯罪者の命を捧げていた。
全ては家族を殺した犯人に復讐をするため――謎めいた狡猾な悪魔・ベルと共に、朱理は凶悪犯罪者逹を葬る。
冷静無慈悲な刑事×謎めく狡猾な悪魔が紡ぐ、宿命のバディサスペンス!
【登場人物】
◆一之瀬朱理
担当する事件の被疑者は必ず死ぬ、と噂される孤高の刑事。妻子を殺された過去を持つ。
◆ベル
悪魔を自称する、見目麗しい謎の青年。欲望に忠実で奔放な性格。なぜか時代劇が好き。
3年前に起きた一家惨殺事件の唯一の生き残りである朱理。瀕死の重傷の中、突如現れた悪魔を名乗る青年・ベルと契約した朱理は、己の死を回避する代償として、犯罪者の命を捧げていた。
全ては家族を殺した犯人に復讐をするため――謎めいた狡猾な悪魔・ベルと共に、朱理は凶悪犯罪者逹を葬る。
冷静無慈悲な刑事×謎めく狡猾な悪魔が紡ぐ、宿命のバディサスペンス!
【登場人物】
◆一之瀬朱理
担当する事件の被疑者は必ず死ぬ、と噂される孤高の刑事。妻子を殺された過去を持つ。
◆ベル
悪魔を自称する、見目麗しい謎の青年。欲望に忠実で奔放な性格。なぜか時代劇が好き。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784049140927
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)2021/11/0763ネタバレあり一家惨殺事件で唯一生き残った刑事・朱理と彼と契約した悪魔・ベルが奏でるゾクゾクとさせるダークサスペンス!人間と悪魔のバディというより共犯的な関係、朱理を唆したり自由に振る舞うベルのキャラが魅力的で、朱理が追い詰めた犯人の魂を喰らっていくのがたまらないです♡目には目を、歯には歯を。殺人者には死の苦しみを。犯人に対しては同情の余地はないけれど、やるせない気持ちになる事件もあり、スカッとするだけじゃ終わらなさもなかなかに。妻子を殺した犯人を憎む朱理の復讐がベルにとって天上の食事となる皮肉さがナイス✨
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はつばあば2023/11/0944まさかハエの姿をした悪魔がいるなんて・・知らんかったぁ(笑)。本の内容は喜劇じゃなく壮絶なものです。一家惨殺事件の唯一の生き残りである朱理は死にかけた処を悪魔と契約をし復讐を遂げるのですが、その悪魔への報酬がなんと犯罪者の命!。朱理は奇殺人事件を捜査する“奇特捜”に所属の刑事ですから、他の刑事達から【被疑者死亡】を胡散臭くみられてます。朱理自身も葛藤してるんです悪魔にエサを与えることを。でもね、この中で中学生の子がすごいイジメを受けているんです。これってまともな悪魔・蝿の王ならいてもいいかと思う私です
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綾@新潮部2024/02/0332ネタバレあり凄惨な事件の生き残りである刑事・一之瀬朱理の担当する事件は全て「被疑者死亡」で終わる。ということは……。昔TVドラマで観た「ジョーカー 許されざる捜査官」のような感じかなと思っていたら違った。なんといってもこの小説には悪魔が登場する。ベルというかっこいい金髪碧眼の青年だ。刑事と悪魔という変わったバディ、朱理は悲惨な状況で思い詰めているのにベルが明るくて面白くてぐいぐい読めちゃう。犯人は全く違う人を想像していたので途中でびっくりしてしまった。すぐに続編を読むぞ。
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よっしー2024/10/1425タイトルが気になって手に取りました。大切な家族が無惨な殺され方をして、本人も瀕死の重傷。そこを救ってくれたのが悪魔というのがまた皮肉な物ですね…。追っている事件の犯人が必ず死んでしまうという噂(というか、事実?)が出る中、家族を殺した犯人を追う姿を見て応援したくなりました。結果として、犯人の思考が理不尽でしか無かったのですが、事の本質はまだ解決して無いようで…。このま、ま続編に進みます。
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さら2024/09/0823ネタバレあり警視庁の刑事一ノ瀬朱理は愛する妻と娘を惨殺され、自身も殺されてしまったはずだった。命が尽きる寸前、家族を殺した犯人に復讐するため悪魔と契約した。 "奇特捜”に復帰した朱理には噂があった。彼が担当したした事件は必ず被疑者死亡で終わる、と ――。 悪魔に魂を喰わせるためとはいえ、いくら何でも朱理が殺したと疑われてしまうんじゃないかなーと思いましたが、接触や銃の使用等証拠がなければ大丈夫なのかな。ものすごく凶悪な犯人というのは朱理の家族を殺した〇〇ですが、他は意外と普通の犯人、むしろ被害者ともいえる人も →
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