斉国札術士録 活版書房と札見習い
発売日 :
2021/10/21
名家の末っ子は、半人前!? 札術士見習い×マイペース記者が斉国を駆ける
黒い炎を纏う獣――“妖(よう)”を唯一退治できるのは、神木札を扱える札術士(ふじゅつし) 。
18歳の朱雨露(しゅ・うろ)は、名門の札術四家に生まれたにもかかわらず、落ちこぼれとして周囲から冷たい目を向けられている。
ある日、長兄から黄土版の記者・呂天佑(りょ・てんゆう)の護衛を頼まれた。
商家の跡取りと門閥貴族の奥様の密通を記事にして以来、命を狙われているとのこと。
雨露は、常に行動を共にするうちに、天佑の隠された過去に気づき……。
落ちこぼれ術士とやる気のない美形記者が街中の悪事を暴く!
人気作家・九条菜月による超刺激的な中華ファンタジー開幕!!
18歳の朱雨露(しゅ・うろ)は、名門の札術四家に生まれたにもかかわらず、落ちこぼれとして周囲から冷たい目を向けられている。
ある日、長兄から黄土版の記者・呂天佑(りょ・てんゆう)の護衛を頼まれた。
商家の跡取りと門閥貴族の奥様の密通を記事にして以来、命を狙われているとのこと。
雨露は、常に行動を共にするうちに、天佑の隠された過去に気づき……。
落ちこぼれ術士とやる気のない美形記者が街中の悪事を暴く!
人気作家・九条菜月による超刺激的な中華ファンタジー開幕!!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784041115190
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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よっち2021/12/0638神木札を扱い黒い炎を纏う「妖」を退治する札術士。その名門の札術四家に生まれながら、落ちこぼれとして周囲から冷たい目を向けらる朱雨露が、黄土版の記者・呂天佑の護衛を頼まれる中華風ファンタジー。商家の跡取りと門閥貴族の奥様の密通を黄土版で記事にして以来、命を狙われている天佑。彼と一緒に密通騒ぎの真相や、三つの願いを叶えて嫁を求める神獣への対処、広州での大妖騒ぎを巡る札術士不正騒動などを解決してゆく展開はなかなか良かったです。周辺キャラもなかなかいい感じに存在感があって、この続きをまた読んでみたいと思いました。
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ダージリン2021/11/1430ネタバレあり九条菜月さんの中華風ファンタジー。記者で美形の天佑の護衛を頼まれた札術士としては落ちこぼれだけど、めっぽう腕の立つ雨露。表紙から女の子かと思ったけど、美少年だった(笑)。でこぼこコンビもだけど、伯喜や洋灰も好き。続きをお待ちしています♪
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ひぬ2021/11/1424名門札術士一家の落ちこぼれ術士見習い・朱雨露。ある日、ある記事によって命を狙われている活版書房の黄土版の記者・呂天佑の護衛を頼まれた雨露は、天佑に振り回されながら彼の追っている事件の真相に迫っていきます。名門の血筋であるにもかかわらず札術士としての実力は開花していない雨露が実は武術では負け知らずという設定が良かったです。天佑は少しぐうたらな一面はありますが、良い記事を書けるためならなんでもする精神も好きでした。舞台背景の下町での雰囲気も良く、一つがしっかりと説明されていたため、現実味を帯びていました。
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み2022/04/1023ジャケ読みした作品、初読みの作家さん。軽〜く楽しく読みました♪続編出たら読みます、見習いから脱却できる日は来るのかな?
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きょん2021/12/1720中華風ファンタジー。妖退治の一族に生まれながら、退治のための神木札を上手く扱えない朱雨露が黄土版という今でいう週刊誌記者の呂天佑の護衛を命じられたところから始まるバディ+成長譚。まだまだ入口という感じなので、続きが楽しみ。
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