へヴィーオブジェクト人が人を滅ぼす日 下

発売日 : 2021/10/08
鎌池和馬が送る近未来アクション、堂々の完結!
『正統王国』、『資本企業』、『情報同盟』、『信心組織』、どれも完璧ではなかったはずだ。オブジェクトだってそう、核の時代を終わらせた超大型兵器はそれなり以上の歪みも抱えていた。ただそれは、こんな事態を受け入れなければならないほどのものだったのか。
 オブジェクト地球環境破壊論を起点として、世界全土を巻き込む『大戦』が始まる。『クリーンな戦争』とは程遠い、四大勢力が全滅するまで続いていく史上最悪の終末が、今ここに。
 際限なく脱線していく世界の中で、クウェンサーやヘイヴィア達は一体誰と手を取り合って戦い抜くのか。
 近未来アクション、堂々の完結!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 770円(本体700円+税)
  • ISBN: 9784049140330

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みんなのレビュー

  • 凜音
    2022/11/04
    ネタバレあり
    読了 ヘヴィーオブジェクト完結。クウェンサーの正しくあろうとしてパリを守る為に行動し導かれた結果のシーンは本当に辛かった。でも、その後から急に激アツ展開。今まで敵対してた他勢力の面々が集結し平和の為に戦う部隊の結成と黒幕討伐作戦という展開に胸熱でした。島国での作戦そして、その後の大ボスマンハッタン000との最終決戦も堪らなかった。所々でクウェンサーがモテモテなのもいい感じにエア抜きされててほっこりも出来た。終わり方もハッピーエンドな感じで良かったです。ミリンダとクウェンサーの甘い感じもっと読みたかった。
  • Abercrombie
    2021/12/09
    最終巻。『島国』(ずばり日本だ)を舞台に、いままでの主要登場キャラ総出演で、ラスボスに立ち向かうという、ありがちなストーリー。四大勢力再編成後の世界もとくに驚きはなく、俺たちの戦いはこれからだ!的結末に、モヤっとしたまま放り出される。
  • みどり
    2021/10/11
    これで一件落着、になるのかな。 世界統一という発想には、結局人間である限りならないのだろうけれど、大裏のラスボスにまでたどり着いた「ジャガイモ部隊」はすごかったし、クェンサーくんも、お姫様もまぁまぁいい終わり方だった。 広げすぎて終われないデビュー作みたいになってしまうかと思ったが、着地点は無難ではあっても納得できた。
  • 光心
    2021/10/10
    ネタバレあり
    長いこと続いた『ヘヴィーオブジェクト』の最終巻。大戦をどう止めるのか、というわりと重い話の中でも相変わらずの二人のやり取りを見れたりしてなんのかんので1巻の最初の話から構造的には同じだよなーとか思ったりして。ただ、クリーンな戦争から外れたことでいわゆる原初的な生命のやり取りとそれに伴う取り返しのつかなさみたいなのを示していたのがここまでクゥエンサーが銃を握ってこなかったことと合わせて印象的だった。なんというか、世界平和ってやっぱ無理だよなーというか、独裁みたいなものへの恐怖心はあるよなぁと思ったり。
  • 羽子茉礼志
    2022/03/16
    これまでが基本的に単巻で完結する構成で、ゲストキャラの再登場も余り無かった為か、積み上げてきたものが感じずらい部分は正直あったけど、それはそれとして、最終巻特有のオールスター登場はお祭り感があって面白かった。バカ二人のバディものとしての本作が好きだったので、もう少しヘイヴィアの活躍を多く見たかった気もする。何はともあれ、完結お疲れさまでした。