神様家族

発売日 : 2003/09/19
佐間太郎は、神様一家の高校生。何でも願いが叶うため、親のおせっかいで一目ぼれの彼女がイキナリ脱いで迫ってきたりで…
神山佐間太郎は、父親が神様、母親、姉、妹が女神様、お手伝いが天使という神様一家に生まれた高校生。何でも願いが叶ってしまうため、恋をしても、親のおせっかいで、一目ぼれの彼女がイキナリ脱いで迫ってきたりで、もうウンザリ。幼なじみのお手伝いの天使・テンコの後押しで、はたして、佐間太郎は親の干渉ナシに自分の彼女を作れるのか? おかしくって、せつない美少女ラブコメファンタジー、堂々登場!!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840108102

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みんなのレビュー

  • スズ
    2016/12/02
    神様の息子である神山佐間太郎は、息子にダダ甘な父の起こす奇跡のせいで何でも願いが叶ってしまう生活にウンザリしていた。そんな中、クラスに小森久美子という少女が転入し、佐間太郎は彼女に一目惚れし、自分の力だけで彼女と付き合えるよう努力するが…。幼馴染のテンコのサポートを受けながら、己の力だけで久美子とお近づきになろうとする佐間太郎が、神様の両親や姉妹の起こす奇跡のせいで滅茶苦茶な状況に陥るが、彼を見捨てずにフォローするテンコが良い。大切なものを失った佐間太郎に優しく語りかける雑貨屋のお姉さんの言葉が良かった。
  • とら
    2011/06/18
    イラスト描いてる人が好きなので読んでみた。「家族」と言う単語が入る小説とかは大体ほのぼのしているので、それに乗っ取りこれもそうなんだろうと勝手に思っていたけど、ちょっと変わり者が揃っている家族だった。やはりラノベか。けれど、ラストはやはり家族らしく温かい。何だかんだで家族は皆、家族のことを大切に思っているんだと改めて感じさせられた作品だった。
  • つきかげ🌙
    2017/05/12
    ネタバレあり
    ライトノベルを続けて読んでいる。主人公は神様の息子で、本人にはなんの力もないが、テレパシーで家族とつながっており、父である神や母=女神などのおせっかいで都合のいいように「奇跡」が起こっていく。中心となるプロットは、美人の転校生と幼馴染の少女(天使)。少女はひたすら主人公の影になるべく行動するが、これがいじらしい。転校生の方は「奇跡」で都合の良いように行動されられており、ある意味うすっぺらい。ありきたりの展開なのかもしれないが、最後まで楽しめた。続巻は・・・・まあ機会があれば読んでみようか。
  • 秋庭誠
    2012/06/14
    よくある、少年が転校生に恋する話。違うのは、その少年が神様の子であること。前半で笑わせ、後半で泣かす、良作。 ちなみに表紙は天使だ!(自分も読了後、しばらくたってから気づいた…)
  • 秋庭誠
    2013/02/16
    【家族愛】☆9 再読。「神様の息子」が恋愛をする、初恋物語。 本当に欲しいものは、無くなってから気づくもの。特に家族。やはり、自分が信頼を寄せることができる人がいるってのは、最高の事。だからこそ、家族に感謝を。ありがとうを。