宮廷書庫長の御意見帳

発売日 : 2021/09/15
謎多き書庫長が「書」にまつわる陰謀を解き明かす、中華バディミステリー!
 あらゆる『書』を収集・管理する機関、宮廷書庫室。その書庫長である呈舜は、部下にしてお目付け役の『戦う司書』甜珪に発破をかけられながら、今日も終わらない書類整理に明け暮れる。そんな呈舜には、宮廷内のどんな相談も受け付ける『御意見番』というもう一つの顔があった。
 その日持ち込まれたのは“仙人の宝物の地図”にまつわる相談事。呈舜が怪しげな依頼を尋ねると、それが大事件の始まりで……?
 謎多き書庫長が『書』にまつわる陰謀を解き明かす、中華バディミステリー!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040741987

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みんなのレビュー

  • ダージリン
    2023/04/23
    ネタバレあり
    最近読んだ安崎依代さんの別名義という事で読んでみました。中華風で書庫長と部下のバディものかな? 割と好みのお話でした。不老不死にはロマンがある(笑)。
  • MATSU
    2023/02/13
    初読みの作家さんです。最初何が原因かわからないですが、読み辛かったです。名前の漢字と部下が上司にそこまで言わなくてもと思う位の暴言だったからかなぁ。尊敬しているのならもう少しね。最後の方はやっと馴れたのと、謎解きの様だったので面白く読みましたが。すっきり全てが終わってはいない感じもしますが、これで落ち着いたのでしょうね。
  • よっしー
    2023/04/28
    タイトルが気になって、手に取りました。書庫長が持ち込まれる事件を解決する話かと思っていたのですが、大枠はそれでも、そこに呪術や不老不死やら…色々な要素が盛り込まれており、話が壮大となっていて、付いていくのが大変でした。とはいえ、やる気があるのか無いのか分からない主人公と、鬼畜なのか勤勉なのか分からない部下のコンビは好きでした。
  • RIN
    2022/08/04
    例えどんなにポンコツでも、一応上司や年長者には最低限の礼儀を弁えて欲しい古い人間なので、呈舜と甜珪のやり取りを全く楽しめなかった。時代背景を全く考慮しない喋り方に何度か本を閉じ、不老不死・呪術師・後宮の権力闘争という主役級の設定が追加される度に深呼吸をする羽目に陥る。宮廷書庫室の主にて宮廷内のどんな相談事も受け付ける『御意見番』の呈舜と部下にしてお目付け役の『戦う司書』の甜珪。この本の魅力は正直分からない。死は平等に人間の本質をさらけ出し剥き出しの生を突きつける。どこまでも1人。終わらない事こそ恐ろしい。
  • ひぬ
    2021/10/24
    ネタバレあり
    宮廷書庫室の書庫長・呈舜と彼の部下兼お目付役の甜珪の二人が謎と陰謀に挑む中華バディミステリー。なかなかに面白い組み合わせで、仕事から逃げる呈舜と彼を捕まえる甜珪のやりとりのグダグダ感も相まって少し軽い所もありましたが、話の本筋が動き始めてから特に面白くなりました。まさか二人とも色々と秘密を抱えているのは流石に予想外でした。