月下氷人 金椛国春秋外伝

発売日 : 2021/09/18
遊圭たちのその後と、本編前夜の玄月たちの物語を描く、珠玉の外伝短編集!
幾多の困難を乗り越え、最愛の人・明々(めいめい)と結ばれた遊圭(ゆうけい)。
だがその胸には、いまだ氷解しないある大きな遺恨があった。
そのことを告白できないまま、束の間の平穏を送っていたある日、明々に嬉しい“兆し”が見られて――?

本編完結後の遊圭たちの姿を描く後日譚、そして本編前夜の玄月、陽元、凜々たちの人生と、後宮での出逢いが明かされる過去編を収めた全4編。
あの人気キャラクターたちの、知られざる物語がついに明かされる!
シリーズファン必読。登場人物たちの心中深くに迫る、珠玉の外伝集。

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みんなのレビュー

  • さつき
    2021/10/10
    短編集。遊圭と明々のその後にはほっこり。玄月と凜々の出会いや、陽元の生い立ちを描いた2篇には新事実が沢山描かれていて面白かったです。今まで全く陽元には興味が無かったけど、あまりに不憫な幼年時代に同情しきりでした。
  • しゅてふぁん
    2021/09/20
    遊圭と明々のその後の話や陽元と玄月の昔話。遊圭と明々は恋愛感情よりも同志の絆で結ばれた感じがするのは気のせいかな。甘い雰囲気が一切ない気がする…まだ義兄夫婦の方がマシというか(とはいっても微糖も微糖ですが)。陽元と玄月の昔話はなかなか辛かった。玄月の内面をちょこっと覗いてみたい。
  • tokumei17794691
    2021/09/21
    ネタバレあり
    ・とにかく外伝の形で続いてくれるのが嬉しい。・本編最終巻で結ばれた遊々・明々以下3組の夫婦のその後と、積み残しになっていた陶蓮との確執が描かれたことが良い。・本作は半分以上、本編の「前日端」だった。2022年に「外伝2」が予定されている。今度は、本編後の遊々たちをもっと見てみたい。殉死させられた星一族の祭祀や、東瀛国使節の来朝が題材か? 本編最終巻の積み残しである、対朔露戦、沙洋王があれほど娘を遊々に嫁がせようとした理由も期待する。・玄月も、随分人間らしくなったな。かなり丸くなった感じがする。
  • はなりん
    2021/11/28
    番外編。本編完結後の遊圭と明々夫妻のその後。玄月が宦官となり後宮に入った直後の凜々との出会い、月香が後宮に乗り込んだ経緯、玄月と陽元の出合い。まさに玄月にスポットを当てた玄月編。本編の前段階の後宮の様子や玄月の人となりがよくわかり、物語がより深みを増した。楽しめました。
  • 多津子
    2021/10/10
    外伝集。遊圭と明々の結婚後、陶蓮との確執にひとつのけりをつける。玄月と凛々の出会い、陽元と玄月の過去。みんな良く生き延びたなぁ。そして凛々の生きる道が美しかった。ラストは遊圭・尤仁・真人の穏やかな一日。生まれも育ちも立場も違う彼らが今こうしている奇跡。この平和が一日でも長く続きますように。各話の感想はこちら→https://booklog.jp/users/tatsuchaba/archives/1/4041113067