白豚妃再来伝 後宮も二度目なら 1
発売日 :
2021/08/12
「寵妃なんてお断りです!」追放妃は願いと裏腹に後宮で成り上がって…!?
◆大ボリュームの書き下ろし番外編「二度目の天運」収録◆
濡れ衣で後宮から花街へと追放されてしまった「白豚妃」珠麗。泣き暮らすしかない境遇――をばねに、貧民窟の若頭の礼央の保護のもとで、思いのほか充実した生活を送っていた。
しかし、苦労に磨かれ別人のような絶世の美女になった彼女は後宮に再収容されてしまう!
「バレたら処刑だわ!」珠麗は懸命に後宮からの脱走を図る。だが、脱出行動が裏目に出たり、花街と貧民窟で鍛えた処世術が役立ちすぎて、冷酷なはずの郭武官にうっかり妃候補として取り立てられるほど活躍を重ねてしまい――?
◆スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてコミカライズ決定! 期待の新作、ついに書籍化!◆
濡れ衣で後宮から花街へと追放されてしまった「白豚妃」珠麗。泣き暮らすしかない境遇――をばねに、貧民窟の若頭の礼央の保護のもとで、思いのほか充実した生活を送っていた。
しかし、苦労に磨かれ別人のような絶世の美女になった彼女は後宮に再収容されてしまう!
「バレたら処刑だわ!」珠麗は懸命に後宮からの脱走を図る。だが、脱出行動が裏目に出たり、花街と貧民窟で鍛えた処世術が役立ちすぎて、冷酷なはずの郭武官にうっかり妃候補として取り立てられるほど活躍を重ねてしまい――?
◆スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてコミカライズ決定! 期待の新作、ついに書籍化!◆
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040741215
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富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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mariya9262022/01/03119面白かったです。後宮の物語って好きなんですけど、いつも綺麗な話になり過ぎていて、もっとドロドロしているのではないかな?と思ったら、ちゃんとドロドロしている様子も書かれていました。後宮で白豚妃と言われて愛玩になっていた主人公。しかし汚名を着せられて王宮から追い出されます。王宮に戻ったら処刑されるという刻印も押されてしまいました。一度した失敗は二度はしないという精神で、努力の人になります。しかし攫われてしまいまた後宮に来てしまいます。バレたら殺されるのに、才能が認められてしまい…。続きも楽しみです。
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合縁奇縁2023/12/11115ネタバレあり『「寵妃なんてお断りです!」追放妃は願いと裏腹に後宮で成り上がって…!?』ぽっちゃり体系の中級妃だったが濡れ衣で後宮から花街へと追放されてしまった「白豚妃」珠麗。花街の肥桶番、貧民窟での贋金や贋作作りと泣き暮らすしかない境遇――をばねに、貧民窟の若頭の礼央の保護のもとで、苦労に磨かれ別人のような絶世の美女になった珠珠(珠麗)は女官狩りに捕まり再び後宮へ。「バレたら処刑だわ!」と名前を変え、別人級の美女になった珠珠(珠麗)の超ポジティブで根性のある性格に好感が持てます。
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海猫2022/03/07108タイトルから勝手に転生もの?と思い込んで読みだしたら、ぜんぜん違う内容だった。でも予想よりずっと面白そうな設定とお話で、まずは存分に楽しんだ。太ってたヒロインが痩せて別人のような美人になるってのは、漫画の「私がモテてどうすんだ」みたい。本人は後宮から追放されたくて顰蹙を買う行動を取っても、なぜか逆に大活躍。嫌がらせをされても「悪意をはねのける天運ある」せいで、プラスに転ぶ。バイタリティーの塊のようなヒロインの魅力で、ぐいぐい読ませる。巻末の描き下ろし番外編が、作品の彫りを深める内容でこれも好印象。次巻へ。
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あっか2021/09/0162新刊。いやーここ最近読んだ新シリーズ?の中で1番面白かった!小説を読んでいるということすら忘れて没頭してしまう感じは、わたしの中で威風堂々惡女や十二国記に相応します。一風変わった後宮シンデレラストーリーで、序盤から勢いがあって細かいことを気にせずグイグイ読めます。珠麗の(無自覚な笑)人柄も魅力だし、ツンデレな礼央もたまらん♡だし太子も捨てがたいわ〜!珠麗のことが客観的に分かる番外編も良かった。カクヨム未読なので次巻が超絶楽しみ。2巻完結との噂もあるけど、珠麗目線での4年間のこととか外伝も読みたい!
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ラナンキュラス2022/01/2861ネタバレあり面白かった!本人は早く逃げたいのに意図せず起こした行動で結局抜けられなくなってしまうのが可笑しい~。しかし皇太子は許せないぞ。後で大後悔すればいいさ。実は「貴腐人ローザ~」と「ふつつかな~」もざっと読んだことがあるのだけど、どうもこの作者様は期待だけさせといてカップル成立させずに終わらせてしまうタイプの方?それだとモヤモヤするのよね~と勝手に思い、今作品ももしかしてそうなのかと2巻が出て評判を聞くまで待っていました。どうやらその辺がきちんと決着するようなのでようやく読んでみることにした次第です笑
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