セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部
発売日 :
2021/07/21
恋と、死闘と、異世界と。新時代の青春サッカー群像劇、開幕!
青森市条高校サッカー部、セレストブルーは奇跡のチームだった。稀代の名将と絶対的エースの篠宮貴希に導かれ、全国の舞台に青の軌跡を描いたのだ。
あの頃、サッカー部の部員たちは、誰もが一度はマネージャーの綿貫真樹那を好きになっている。だが、皆が理解していた。真樹那が幼馴染みの貴希を愛していることを。そして、その貴希が別の誰かを愛していることを……。
新時代の青春群像劇『青の誓約』を改題し、番外編と後日談を収録して待望の文庫化。
あの頃、サッカー部の部員たちは、誰もが一度はマネージャーの綿貫真樹那を好きになっている。だが、皆が理解していた。真樹那が幼馴染みの貴希を愛していることを。そして、その貴希が別の誰かを愛していることを……。
新時代の青春群像劇『青の誓約』を改題し、番外編と後日談を収録して待望の文庫化。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 891円(本体810円+税)
- ISBN: 9784049138771
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2021/08/2233稀代の名将と、絶対的エースの貴希に導かれ、全国の舞台に青の軌跡を描いた青森市条高校サッカー部。当時の部員たちそれぞれのその後を絡めて描かれる青春群像劇。冒頭でいきなり異世界転生モノ展開になったのには驚きましたが、不動のCBだった蜂屋を巡る恋模様だったり、親友同士で正GKの座を争う葛藤、報われない片想いを続けていた真樹那など貴重な体験を共有した部員たちの複雑で繊細な心境が描かれてゆく連作短編集で、後日談エピソードで分かったそれぞれのその後、そして最高のタッグと真樹那も巻き込まれた続編をまた読んでみたいです。
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kou2023/01/1731ネタバレあり文庫版にて再読。本編も面白いが、文庫版に新たに収録された日本代表戦の楓は最高すぎる!PKでボナーレして、キレた日本サポーターを煽ってイエローカード、それを何故かドイツGKに慰めてもらう・・・いや声出して笑ってしまった。そして、もう一つの話は、貴希と真樹那の恋物語に決着がつくのかなぁと思っていたら、優雅が監督で、貴希が選手として同じチーム!?もしかしたら楓も合流するかも!?叫ぶほど興奮した!!読みたい!絶対読みたい!是非、1冊・・・いや短編で良いので書いてくれないかなぁ。期待して待ち続けていきたい。
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Junichi Yamaguchi2021/09/2828『サッカーで一番大切なことは勝利することじゃない』… レッドスワン、スピンオフ的な。 人それぞれにドラマを持っている。そのドラマの一部を垣間見ることが出来て楽しめた。 欲を言えば、何人か足りないので違う形での再会を望む。。
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なみ2021/07/2314真樹那と貴希はお互いのことが好きだと、部員たちは思っていた。でも真樹那は、貴希が見ているのが自分ではないことを知っている。 どうしようもなく不毛な恋と、友情と、サッカーの話。 『二人きりの椅子取りゲーム』のラストがすごく好き。感情がぐちゃぐちゃになりました。 『勇気の戦場』も良かったです。伊織が格好良かったし、楓は相変わらずでした(笑) 『あなたは枯れない花だから』が最高でした。 少しだけ大人になった2人の関係が変わっていきます。そして"高槻さん"も出てきて……。 この先の未来の話が読みたすぎるのですが!
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栗山いなり2021/08/229青森市条高校サッカー部、通称セレストブルーの選手達と一人のマネージャーを描いた青春群像劇。後日談エピソードがセレストブルーメンバーだけでなくレッドスワンメンバーの後日談でもあったのが個人的には好印象。ラストの締め方は色々と想像をかき立てられるというか続巻を出せそうだなって思わせるものだった
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