せつなの嫁入り

発売日 : 2021/05/14
座敷牢で育つ少女は、決して幸せに結ばれることのない「秘密」があった――
華族の父親に嫌われ、座敷牢で育った少女・せつな。京の都に住むあやかし警邏隊・藤十郎のもとへ嫁ぎ、徐々に二人は好き合うようになる。だがせつなには決して結ばれることのない、生まれもった運命があった。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784040740942

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    神様との花嫁契約を破棄!? 生贄乙女と龍神様の、溺愛すれ違い婚礼語り。
    唐澤和希 (著者) / 桜花舞 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    「白芳国の華」と呼ばれた公主は一度死に、仙になった
    秋良 知佐 (著者) / 七原しえ (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 青薔薇アンティークの小公女 5
    青薔薇アンティークの小公女 5
    妖精公爵家の因習がローザを襲う―― 人気シリーズ、堂々の完結巻!
    道草家守 (著者) / 沙月 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    誇り高い男装姫と、宿敵の美しき鬼。甘く、切ない、極上の和風ロマンス。
    日部星花 (著者) / 氷堂れん (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    家賃2万円の京町家。三食付き。同居人は紳士的な「パンダさん」
    麦野 ほなみ (著者) / しらまめ (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ラナンキュラス
    2021/05/17
    ネタバレあり
    切ないお話で良かったのだけれど、ヒロインの切ない状況が私にはちょっと長すぎて辛くなっちゃったな。ヒーローが優しいのだけどこれは不器用と言うのか、いや臆病かな?ヒロインに対しての気遣いがもう少し欲しかった。ヒロインの生い立ちを知らなかったのなら仕方ないけど、知っていたなら尚更ね...。
  • はづき
    2021/08/07
    ネタバレあり
    凄く良い話でした。すっきりハッピーエンドでした! なんか色んな伏線があって、後半になるにつれてこういうことだったのかという驚きが結構あって凄く面白かったです!! うちの同じ苗字の人が出てきて、しかもちょい悪だったので、最悪!とか思いながら(笑) 甘々はそこまでなく。最初の設定は凄く面白かったです。嘘ついちゃったりしてどうするんやろとか、続きが気になる感じで。おいなりさんとかにも意味があってかなり面白かったと思います!!これからの2人も覗いてみたい気もしますね(笑) 表紙の彼岸花は意味あるのかな?
  • よっしー
    2022/02/11
    図書館で見かけた一冊。予想していた内容とは違った部分もありましたが、サクッと読めました。華族の娘なのに幽閉とあったので、どんな理由があるのやらと思っていましたが、まさかの理由でしたね…。とはいえ、これから藤十郎と共に新しい人生を歩んでいくのでしょうか?色々と気になる事は残っているので、続編で解決するのでしょうか。
  • はな
    2022/03/31
    良いとこのお嬢さんなら、自分の感情だけで婚家を飛び出したりはしない気もしますが、直向きな様子は好印象。ただ、行き過ぎな点もかんじますが、比較的読みやすかったです。
  • ひぬ
    2021/09/09
    ネタバレあり
    座敷牢で育った少女・せつなはあやかし警邏隊隊員の藤十郎のもとに嫁ぐも、京で働いている彼と会わぬまま二年が過ぎてしまい、婚家での立場に耐えられず彼女は彼と会うべく京へと向かい、身分を隠して隊で下働きをする事を決意します。互いに接し合うにつれて惹かれ合う二人ですが、せつなの出生にはある秘密が邪魔してしまいます。甘かったです。せつなの健気な努力、そして変わる二人の関係性がよく描かれていたと思います。欲を言えば締めとしてここは歩み寄った二人の実際の結婚が読みたかったですが、これぞハッピーエンドという感じでした。