キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 11

発売日 : 2021/05/20
それは決別の物語。映し出されるのは100年前の真実――。
『先に言っておくよ。これから映しだされる物語は、決別だ』
八大使徒・ルクレゼウスを退けた後、天帝ユンメルンゲンに帝都へと招かれたイスカ達。天帝の指示の下、シスベルは灯の星霊で過去を再現する。映し出されたのは若き日の師匠クロスウェル、ユンメルンゲン、そしてネビュリス姉妹で――
百年前。発展を続けていた『帝国』を舞台に紡がれるのは、『世界最悪の日』に至るまでの物語。平和だった世界の中で、なぜ始祖ネビュリスは生まれ、なぜ帝国は燃え落ちることになったのか。そして、全ての元凶たる星の中枢に眠るものとは。世界に潜む悪意と真実が、遂に明かされる――!

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/05/22
    ネタバレあり
    【電子】帝都へ招かれたシスベルの星霊術によって明らかになった『星霊』の真実。100年前にこんなことがあったなんて…。結局、今表舞台に立っている皆が100年前の思惑の被害者ってことになるのじゃないか。こんな悲しいことはない。イスカとアリスはこの過去の悲劇にどう立ち向かっていくのだろうか。続きが大いに気になります。
  • よっち
    2021/05/20
    八大使徒・ルクレゼウスを退けた後、天帝ユンメルンゲンに帝都へと招かれたイスカたち。天帝の指示でシスベルは灯の星霊で、若き日の師匠クロスウェル、ユンメルンゲン、ネビュリス姉妹たちの過去を再現する第十一弾。百年前、発展を続けていた『帝国』。そこで姉弟だったクロスウェルとネビュリス姉妹、そして育まれたユンメルンゲンとのかけがえのない日々。暗躍する八大長老によって崩れ去った過去の真相は何ともほろ苦かったですが、決戦に向け舞台も役者も揃いつつある中、譲れない戦いが始まりそうですし、どんな結末に向かうのか続巻に期待。
  • げんごろう
    2021/06/17
    この物語を楽しむうえで超重要な一冊。本作の前日譚と言ったところでしょうか。疑問に感じていた事がクリアになりました。 黒鋼の後継は世界の希望。 過去のバッドエンドを経てハッピーエンドを迎える事ができるのか。 次巻も楽しみです。
  • nishiyan
    2021/05/30
    八大使徒のルクレゼウスを退け、天帝ユンメルンゲンの元にたどり着いたイスカたち。メルンの指示でシスベルは灯の星霊で百年前の『世界最悪の日』に至るまでの真相を映し出す本巻。イスカの師クロスウェルの視点で描かれる世界はネビュリス姉妹やメルンとの楽しい日々だけでなく、星脈噴出泉発掘後に図らずも星霊使いとなってしまった人たちの辛い現実をも映し出す。八代長老の思惑に抗おうとした彼らの結末はあまりにもほろ苦い。百年続く因縁と現在が交差した今、帝国で繰り広げられる最終決戦はどうなるのか。次巻が楽しみです。
  • ユウ@八戸
    2021/05/27
    ネタバレあり
    百年前の真実と決別が明らかになる11巻。イスカとアリスの活躍はちょっとお休みだけど、物語的にはとても大切な回でした。シスベル、過去最大級の活躍(能力的に)。百年前から続く八大使徒の暗躍と、天帝メルンの苦悩、ネビュリス姉弟の戦い。過去の師匠がどう見てもイスカそのままだし、アリスローズとアリスが似すぎてる関係も気になります。仄めかされたラスボスの存在も。細音さんの過去作から考えるとみんなで共闘しそうだけど、後半戦入ったばっかりっぽいし…。どうなるのか楽しみです。そろそろイスカとアリスのいちゃいちゃも見たい。