雪中の花は、軍神を偽る
発売日 :
2021/03/15
歴女が異世界で軍神に!? 紅き衣の軍神(偽)が、運命を切り開く!
突然空から降ってきた剣に貫かれ、異世界で軍神にまつりあげられた明依。将軍を名乗る男に都に連れて行かれ、着いて早々皇子に女性だとバレる。「黙っている代わりに自分を戦の総大将に推せ」と言われた明依は――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040740089
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ひぬ2021/04/2322ネタバレあり中華異世界ファンタジー。ある日、突然空から降ってきた剣によって異世界へと飛ばされる明依。塾の講師として仕入れた知識が色々と役に立ち、容姿のことも相まって、光威国の「軍神」として祭り上げられてしまいます。皇子達の権力争い、隣国からの侵略、そしてちょっとだけの恋愛もあり、割と定番のところは抑えていますが、やけにあっさりしていた印象でした。読みやすくはあったのですが、全体的にあと一歩足りないという感じで、残念でした。皇子に靡いていたと思いきや結局相手が将軍の方だったのは少し意外でした。
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虚と紅羽2021/04/2616現代歴女がお送りするエセ軍神中華ファンタジー。 これ歴女である必要があったのか。歴女の一面ほぼほぼ出てないし、主人公はエセ軍神だけど戦シーンほぼないし、何よりつい最近まで塾講師していた平和な現代人女性が勝手に動くとは言え剣振り回しているの違和感。なんだったら乗馬未経験からの最終的に鎧着て動き回っているのもなんだか。 謙王と恋愛発展しそうだったけどイベント失敗してるし、最後の主人公の質問で見事にエンド分岐したし(乙女ゲーマー目線)。だからと言って将軍何処から出てきた感も拭えない。無い方が良かったのでは?
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まい2021/05/2714ネタバレあり異世界トリップものの中華風ファンタジー。23歳の世界史塾講師が、気がついたら軍神衛明の化身として祭り上げられ、皇宮へ連れて行かれる話。戦なんてした事のないごく普通の女性が男のふりして軍神に。肝心の戦は後半に少しあるのみで、しかも作戦はよまれていたし、根性で乗り越えた感じで少々物足りない感が。でも、恋愛があったのは良かった。戦に重きを置かないのなら、もう少し恋愛がっつりでも良かったかな。
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すがはら2021/03/2814普通の現代女性が軍神をやるなんて面白そうだったけど、ちょっとアッサリしてた印象。敵方の怜王が小者だったのが一番だけど、軍神の初代も女だった?と思わせる風だったのに特に話が膨らまなかったし。急に姿を消したのとかどこかでリンクしてくるかと最後まで待ってしまいました。恋愛要素も薄めだったかな。当初盛り上がりそうだった謙王との関係も急に途切れて、再会したら落ち着いちゃってるし、将軍の方は逆にいつの間にかお相手になってたと思いきや、ヒロインはときめい見せて最後は葛藤もなく立ち去る気だったから、えーってなりました。
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ことり2025/07/066ネタバレあり突如、軍神として違う世界に呼ばれてしまった主人公が奮闘する架空中華ファンタジー。 元は塾講師である程度詳しいとはいえ、策を進言したり出来るのか?という部分はある。謎の刀は剣技をサポートしてくれるけれど、それだけじゃ……。 最初は気に食わない相手だった将軍とのやり取りが楽しかったなー。謙王の方とも良い感じだったので、どっち!?となった。王位問題も上手くまとまって面白かった。
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