学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録 2
発売日 :
2021/03/25
呪いでお困りの方は当館へ、専門家がご対応します。人気の伝奇ミステリ続編
北鎌倉にあるアンティーク博物館。その主任学芸員である西紋寺唱真は、実践的呪術を研究する、呪いの専門家だ。
実習を終えた大学生の宇河琴美と西紋寺のもとに持ち込まれた奇妙な出来事。呪いの絵馬に名前を書かれた人物が祟りに見舞われたというのだ。
調査のすえ二人はある「呪術」に辿り着く。膨大な知識に裏打ちされたそれは、かつて西紋寺が発案し、その危険性から自ら封印したものと酷似していた。さらに呪いの方法を斡旋する謎の「コンサルタント」の存在が浮上し――。
奇奇怪怪なる呪いの世界へ「専門家」がご案内します。北鎌倉の博物館が舞台の、伝奇ミステリ第2巻!
実習を終えた大学生の宇河琴美と西紋寺のもとに持ち込まれた奇妙な出来事。呪いの絵馬に名前を書かれた人物が祟りに見舞われたというのだ。
調査のすえ二人はある「呪術」に辿り着く。膨大な知識に裏打ちされたそれは、かつて西紋寺が発案し、その危険性から自ら封印したものと酷似していた。さらに呪いの方法を斡旋する謎の「コンサルタント」の存在が浮上し――。
奇奇怪怪なる呪いの世界へ「専門家」がご案内します。北鎌倉の博物館が舞台の、伝奇ミステリ第2巻!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049137491
シリーズ作品
一覧で見る
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
坂城 弥生2021/04/3054「毒」の話が興味深かった。英語だと『ポイズン』と『ベノム』で使い分けるんですね…呪いは「脳の錯覚」とか「心理効果」によって生み出すこともできるだなぁとアートの話では思った。
-
よっしー2022/10/1523実習からバイトという形に変わりましたが、変わらず西紋寺と共に行動する宇河。今回も変わらず呪いやら催眠やらが出てきていましたね。西紋寺が催眠にかかってしまった事にはやや焦りを覚えましたが、それを打ち破るだけの知識があるのは流石です。この二人のコンビは面白いのですが…個人的には学生でもある宇河が将来どんな道に進んでいくのか気になるところです。
-
はづき2021/08/2916ネタバレありなんかあんまりスッキリはしないな。凄い気になる終わり方だな〜 あの悪者は絶対また出てくるやつや〜 普段大学で習ってることも解釈違いで呪いとも捉えられるんだね。民俗学奥深い。ますます好きです(笑)展示方法1つで意図的に人が来なくなるようにも出来るのだと初めて知りました。これは本当なのかな? でも、物の伝え方って少し怖いですね。部外者が財産目立てで殺されるってよくあったんですね。別の民俗学の小説でも取り上げられてたから、本当に昔あるのならこれを調べるのも面白そうですね。「異人殺し」興味深い。ホラー苦手なのに笑
-
スプリント2023/12/31122作目も楽しめた。 呪術とミステリーがほどよくブレンドされてよい塩梅。
-
みどり2021/03/3111呪いって本当にあるのか?がまぁ、テーマではあるのですが、主人公が学芸員の卵だというのが面白い話なのです。 バイトが終わり就活になってから、どうなるのか楽しみです。 今回はラストちょっとしたびっくりがまっていましたが、さらにその裏に大きな何かが隠れているのだろうな、と思いました。
powered by
レビューをもっと見る