宮廷神官物語 12

発売日 : 2021/03/24
時を経て今、あの名作の続編が登場!! 真の完結巻、書き下ろし!
藍晶王の御代を迎えた麗虎国。
師範神官の長である瑛鶏冠は、
変わらず市井の子供たちの教育に心血を注いでいる。
そんな師を支えるのは、「鶏冠を守る」という約束を胸に、逞しく成長した天青だ。
本来なら、鶏冠が新しい大神官として就任している時期だが、
王妃の父である申氏が強硬に反対し、王を悩ませている。
再び宮廷に不穏な気配が……。

大人気アジアン・ファンタジー、皆の「その後」がここにある!
真の完結巻、奇跡的に登場!

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みんなのレビュー

  • だりあん
    2021/04/07
    ネタバレあり
    シリーズ最終巻。ほんとに終わっちゃうのね…。主人公は前巻の最後に出てきた、成長したきゃーるの姫様。王様の舅が黒い。黒すぎる。おっさんどんだけ隠し子がいるんだ?おっさんが陰謀一直線なのに、おっさんの正妻・娘(王妃)・息子は束縛から脱してどんどんかっこよくなってく…。王様と王妃の告白合戦がスゴイです…なにこのイチャイチャwww覚醒した王妃様カッコいい、母強しね…アレ?王様尻に敷かれそうな予感…。もふもふ担当が巨大化して増殖してるし、あの人も元気そうでなにより。
  • りゅう☆
    2021/08/10
    櫻嵐の娘12歳の翠嵐は母に似て強くて聡明で心優しくて書物好きで。時々少年スイとなって山や都に行く。宮廷では藍晶王が日々国の為に動いているものの、王妃の父申氏が鶏冠が大神官になることに反対。そしてこの申が本当に本当にイヤなヤツ。景羅大臣なんて比じゃない。苑遊もひどかったけど、そこには愛があったし。我が子や妻に対して卑劣でしかないし、拐かしを企み謀反の罪を着せようとしたり、笞打ちなんてなんでそこまで決定権あるのよ?って感じで怒り心頭。そしていよいよ大神官任命式。藍晶王が危ない!赤烏が…。慧眼児は本当に→
  • ゴンゾウ@新潮部
    2022/05/02
    ネタバレあり
    藍晶王の即位から数年後。鶏冠の大神官の就任を強硬に反対する王妃の父親申氏。若き王藍晶の代も安泰ではない。申氏の妨害工作に巻き込まれた櫻嵐と曹鉄の娘翠嵐。翠嵐の目を通して物語は進行する。卑劣な申氏の企みに傷つきながら成長する翠嵐。申氏に対して身を挺して立ち向かう天青。仲間たちの絆の強さに感激。そして最後は苑遊らしき男が登場。翠嵐の成長を見てみたい。
  • よっち
    2021/04/27
    藍晶王の御代を迎えた麗虎国。本来なら、鶏冠が新しい大神官として就任している時期だが、王妃の父である申氏が強硬に反対し王を悩ませ、再び宮廷に不穏な気配が漂い始める第十二弾。前巻から十三年が経過した舞台で、変わらず市井の子供たちの教育に心血を注ぐ師範神官の長・瑛鶏冠。そんな師を支える逞しく成長した天青。元気な第二世代も登場して、それぞれの成長した姿を見せてくれて感慨深いものがありましたけど、一騒動あったもののそれを乗り越えてみんなでいい国を作っていくんだろうなと思える、その最後がまたとても印象的な結末でした。
  • naoっぴ
    2021/06/22
    宮廷神官シリーズの完結編。麗虎国は藍晶王の世。櫻嵐の娘・翠嵐と王妃の弟・石墨は友として街に出かけるが、石墨が拐かし事件に巻き込まれてしまう。やがてそれは大神官任命をめぐる権力争いに発展していく。シリーズのラストを飾るのは大神官就任。これまでのメンバーが勢揃いした大団円に感無量。天青や鶏冠の力を借りながら、藍晶王はこれからもこうして国を盛り立てていくのだろうな。楽しいシリーズだった。