錆喰いビスコ 7 瞬火剣・猫の爪

発売日 : 2021/03/10
半猫ビスコとミロ! いざ、猫世に潜む悪を討つ!
忌浜の街では人間が次々と猫化する事件が発生。どうやら、ビスコとミロが黒革へ放った超信弓で、異世界との扉が開いてしまったことが原因らしい。
「猫病」を止めるべく、扉をくぐり抜けた彼らがたどり着いたのは、猫侍たちが治める猫摩國! 
 猫摩の将軍・八ツ橋羊羹とともに、この国を苦しめ、猫病を蔓延させる元凶の邪仙猫・甘草月餅に挑む。しかし、月餅の肉球には輝く超信矢が握られていた! しかも半猫になってしまったビスコは得意の弓術も封じられ……
 かくなる上は唸れ尻尾、牙と爪! それから肉球! 最強キノコ守りコンビ、にゃんとも不思議な世界でも大暴れ!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049132670

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みんなのレビュー

  • よっち
    2021/04/05
    ビスコとミロが黒革へ放った超信弓により異世界との扉が開いてしまい、忌浜の街で人間が次々と猫化する事件が発生。「猫病」を止めるべく猫侍たちが治める猫摩國にたどり着く第七弾。パウーとのことを大切に思いながらも、自分らしさの宿命とも言える冒険への衝動に葛藤するビスコ。そんな彼が猫摩の将軍・八ツ橋羊羹とともに、猫摩國を苦しめ猫病を蔓延させる元凶の邪仙猫・甘草月餅に挑む展開でしたけど、複雑に絡み合った彼らの関係の結末を目の当たりにして、迷えるビスコもようやくふっきれたんですかね。まだまだ冒険は続きそうで続巻に期待。
  • ゆなほし
    2021/04/24
    シリーズ7作目。忌浜の街では人間が次々と猫化する事件が発生し…。監獄に北海道、映画ときて今巻は猫!毎巻思いもよらない魅力的な設定と世界観で魅せてくれる本シリーズだが、まさかの猫×侍とはいやはや恐れ入る。そしてやっぱり本当に面白い。近年ここまでエンタメ的に面白いラノベがあろうか!猫たちのキャラクター造形やふとしたセリフに潜む遊び心など、どれもこれも素晴らしい。もちろん、巻を重ねるたびに主人公ビスコとミロの魅力度も増し増しだ。2人の関係が何とも…尊い!止まらない勢いのままアニメ化が楽しみだ。
  • のれん
    2021/06/28
    猫と侍ってよくある組み合わせだけど、自由で気ままな猫と社会に殺されることを本望とする武士社会というのは、なるほど上手い組み合わせなのかもしれない。 暴れん坊将軍パロかと思いきや、それらを踏み越えて時代物の展開と構成が綺麗にハマっている。社会か己か。どちらも必要であるがために決断は容易ではない。 しかし今作に躊躇は似合わず。気高き獣のように誇りと情と目的を持って冒険することこそ至上。 夢のような熱意を形にするラストは3巻以来の、気持ちの良いキャラ心情が見えて良かった。
  • 真白優樹
    2021/04/05
    ビスコとミロの放った弓が原因で開いた異世界との扉が新たな事件を齎す中、異世界の、人にも似た猫の国で大暴れする今巻。―――獣に手は繋げぬ、けれど隣には並べるから。 日本を出し尽くしたのなら異世界を出せばいいじゃない。そう言わんばかりに新たな世界が怒涛の勢いで襲い来る中、猫達との関わり合いの中で何処か宙ぶらりんだったパウーとの関係を見直す巻であり、ビスコが一つの覚悟を決め、男として一歩成長する巻である。パウーも引き連れ飛び出した先、魔境ともいえる地で待っているものは何であろうか。 次巻も勿論楽しみである。
  • サケ太
    2021/04/29
    今回もめちゃ面白い!猫の世界と繋がって、起こる大騒動。ビスコの生き様、生き方。惑いも、迷いも振り切って進み続けるその姿が爽快過ぎる。