死の森の魔女は愛を知らない

発売日 : 2021/02/15
悪名高き「死の森の魔女」。彼女は誰も愛さない。
欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王兄がやってくる。断った彼女だけれど王兄はリコリスを気に入って……?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040739885

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 焔狼国の逆後宮 つがいの妃は空の玉座を守る
    NEW
    焔狼国の逆後宮 つがいの妃は空の玉座を守る
    救国か、解呪か――不死の少女は、究極の選択を迫られる
    松藤 かるり (著者) / 久賀フーナ (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
  • 鬼狩り神社の守り姫 四
    NEW
    鬼狩り神社の守り姫 四
    「……千尋くん、約束だよ」人と鬼の全てを知った二人が出した答えは――
    やしろ 慧 (著者) / 白谷ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
  • 手芸喫茶『自由時間』へようこそ 編み物は、幸せの桜色
    NEW
    手芸喫茶『自由時間』へようこそ 編み物は、幸せの桜色
    大丈夫、編み物は何度だってやり直せるから――手芸が紡ぐ、癒やしの物語。
    雨傘ヒョウゴ (著者) / 佳奈 (イラスト)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
  • 十番目のユナス 呪いの伯爵と死なない生贄
    NEW
    十番目のユナス 呪いの伯爵と死なない生贄
    「死ぬだけ」の未来を変えるため。生贄と主人の奇妙な共同生活が始まる!?
    旋 めぐる (著者) / もちゃろ (イラスト) / 路玖乃 きみ (キャラクター原案)
    発売日: 2025/12/15
    富士見L文庫
  • 皇宮軍人の花嫁女官
    皇宮軍人の花嫁女官
    「君に結婚を申し込む。ただし、妻の役割も、一切何も求めない。」
    木之咲 若菜 (著者) / 睦月ムンク (イラスト)
    発売日: 2025/11/14
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ラナンキュラス
    2021/02/23
    ネタバレあり
    偏屈で凄腕と言われている「『死の森』の魔女」の正体は、亡き祖母のふりをしている若き魔女リコリスだった。ある日毒薬を求める王兄が訪ねてきて。お人好しで、苦しむ人をほっとけなくてつい助けてしまうリコリスに好感が持てた。それにしてもリコリスの周りの男性陣がみな危うい感じ(笑)王兄や使い魔は裏の顔を持っているし、レナルドはかなりヤバいやつ。これらの関係がどうなっていくのか。この巻はどちらかと言うと登場人物紹介といった感じだったので続くのかな?あきさんの表紙がリコリスのイメージぴったりで素敵。挿し絵欲しいなあ。
  • よっち
    2021/04/16
    偉大な魔女だった祖母の後を継ぎ、使い魔と森で暮らす「死の森の魔女」リコリス。毒薬を求めて彼女のもとにやってきた王兄ゼルクトラの依頼を断るものの、それを機に生活が一変してゆく物語。たびたび訪れてきて、使い魔とも仲良くなってしまったゼルクトラ。リコリスを呼び出した複雑な想いを抱く王と王太后の依頼。そして苦い初恋相手との再会。放っておけなくて首を突っ込む事件も印象深かったんですが、それ以上にゼルクトラや使い魔、そしてめちゃくちゃ歪んでますが初恋相手にもリコリスは愛されてますね…喜んでいいのかはあれですが(苦笑)
  • 坂城 弥生
    2023/06/21
    帯にあるクセ強男性キャラって誰だろう?
  • ぐっち
    2021/03/06
    死の森の魔女に薬を求めて会いに来る王兄…何か他で読んだような気もしますが、魔女と使い魔と王兄の酒盛り楽しい。しかし、飲み友達ならよいが3人とも彼氏にはオススメしたくないな…。最後の「求めてたもの」って何だったんだろう?
  • ひぬ
    2021/04/29
    悪い魔女であろうとする善き魔女の物語。「死の森の魔女」の祖母の後を継いだ引き篭もり魔女・リコリス。毒薬を求め彼女の元に、王兄・ゼルクトラが訪ねてきます。彼女の変化のない平凡な日常はその出会いにより、脅かされますが、段々と表舞台へと引き摺り出される彼女と周囲の応酬が面白かったです。とても読みやすく、章毎に周囲から何かしら手助けを依頼される構図ですが、毎回違う印象で、飽きませんでした。ゼルクトラと初恋の相手・レナルドはどっちもどっちな気がしますが、これは先の展開が気になります。続刊が出るといいな…