比翼は万里を翔る 金椛国春秋

発売日 : 2021/02/25
明々とついに結婚、のはずが大波乱!? 傑作中華ファンタジー堂々完結!
遊圭の陰ながらの活躍もあり、金椛軍は朔露の大軍を押し返し、戦況は小康状態を保っていた。
自ら敵国に残った玄月の安否を気がかりに思いつつも、遊圭は延び延びになっていた明々との祝言の準備に駆け回る。
だが断れない筋からの縁談が遊圭に舞い込んで……。
そんな中、皇帝陽元の親征に金椛軍の士気は昂揚し、朔露との最後の戦いが始まる!
それぞれが選んだ道の先に待つものとは。
傑作中華ファンタジー、圧巻の完結巻!!

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みんなのレビュー

  • さつき
    2021/04/04
    後半はずいぶんと駆け足な展開だなぁと思いました。もう少し朔露の話しが読みたかったです。でも、これ以上明々を待たせるのは可哀想だし、まずは大団円でよかったです。あとがきによるとこれで本編は完結とのこと。外伝などが出るのかな?
  • すがはら
    2021/03/21
    ネタバレあり
    幸せな終わり方でひと安心と思っていたのに。どうして最初に裏切ったおばちゃんがまた関わってくるんでしょうか。それも、この先ある程度友好的に接していかねばならなそうな繋がりでの再登場だし。急に気分が冷めてしまいました。そうして見てみたら、玄月なんて宗教結社とか養い子の出生の秘密とかバレたら大変な問題を抱えちゃう未来確定だもんな。手放しのメデタシじゃないんですね。頑張れよー。
  • はなりん
    2021/05/09
    シリーズ最終巻。遂に皇帝が前線に赴く。遊と明々の祝言も横槍が入りすんなり行かず、敵陣に捕らわれた玄月の状況も厳しい。緊迫する戦況にドキドキハラハラしながら、どんなハッピーエンドが待っているのか、楽しみながら読んだ!最後は、スッキリハッピーエンドなんだけど、もう少し余韻を楽しみたい感じです、玄月が小月と普通にみんなの前でイチャイチャしてたのが意外。でも幸せそうでよかった。
  • tokumei17794691
    2021/02/28
    ネタバレあり
    ・遊々・明々、玄月・蔡才人、橘・秋芳と、結ばれるべき者が結ばれて良かった。・沙洋王の意図が読めぬ。・玄月は、最後まで腹黒。悪い奴ではないが。わざとではないが遊々を囮にして殺しかける。官人の遊々が、庶人の明々を娶るには「明々が蔡太守の養女になればよい」と助言するが、蔡才人が戸籍上蔡太守の養女であり、遊々が蔡才人の夫である玄月と義理の兄弟なることを黙っていた。・帯によると、今秋に外伝が始まるとのことで、楽しみ。朔露とは休戦状態、課題はまだある。遊々も女医薬大学を女装受講か? (今巻では恒例の女装がなかった)。
  • 多津子
    2021/03/06
    ネタバレあり
    最終巻。朔露との闘いは一段落といったところか。とうとう姿を現した大可汗の迫力と存在感は素晴らしかった。そして女装はなかった。表紙は結婚式の場面かとは思ったが、やはり遊圭と明々の結婚に強力な横槍が入ってしまった。官家に養女に入るにしても前巻までの状況では厳しいと思ったが、女性陣がみんな幸せになって良かった。陽元も皇帝らしくなり、三代目足元が固まれば治世も王朝も長く続くのではないだろうか。恒久の平和ではないし、まだまだきな臭い時世ではあるだろうが。外伝もあるようなのでそちらも楽しみにしたい。