氷室教授のあやかし講義は月夜にて
発売日 :
2021/01/15
ミステリアスな海外民俗学の教授による「人ならざるモノ」の講義開幕――。
大学生・神崎理緒は、とある事情で海外民俗学を担当する美貌の外国人・氷室教授の助手となる。まるで貴族のように尊大で身勝手、危険な役目も平気で押し付けてくる教授にも、「人ならざる」秘密があって……。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040738758
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みんなのレビュー
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坂城 弥生2021/01/2552ライトな話だったけど、『繋がり』が大切に描かれていて面白かった。シリーズになったらいいな。
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はづき2022/08/1330ネタバレあり鬼に襲われて死にかけた主人公・神崎理緒(男)はヴァンパイアである氷室教授に命を助けられる。しかしそれによりハーフヴァンパイアとなった理緒が教授に振り回されながらヴァンパイアのルーツを共に見つけていく話。氷室教授がなかなかのキャラで理緒がめっちゃ振り回されてる、面白い(笑) 私は日本の民俗学専攻でこの教授は海外民俗学だから少し違うけど普通に面白かった。理緒のキャラが他の民俗学の小説のキャラに似てて面白い(笑) 助手ってこういうキャラが多いのかな(笑) 2人のやり取りがなかなか面白い。理緒可哀想って感じ(笑)
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ひぬ2024/06/2824ネタバレあり【読み放題】瀕死の重傷を負い、氷室教授に命を救われ、半分人ならざるモノとなった神崎。氷室教授の助手になってあやかし研究に付き合わされることになりますが…氷室ゼミのメンバーが個性的。人狼のリュカの破天荒さが割と好きですが、「呪わずの書」に関する中編は切なかったです。そしてウールが癒し。ほろ苦いところもありましたが、なんか全体的に優しい雰囲気の物語です。最後、全てが繋がっていくのも良かったです。
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mariann2022/08/3023イギリス人の美しい民族学の教授。その本性はバンパイヤ。そして彼の生徒で、入学早々事件に巻き込まれ命を落としかけた挙句教授にある方法で助けられた理緒。それゆえ彼は自分の異能に悩んで積極的な友達作りが出来ないでいる。…私の脳内に高槻教授と尚哉と御崎禅が全速力で走ってきた… 設定は似ている気もするけど中身は全くの別物で(当然か)すごく優しい物語だった。とにかく理央は目の前で苦しんでいる人には手を差し伸べずにはいられない。それがちゃんと救いになっているんだから偉い。そして話の繋ぎ方が上手い。続けて読んでいきたい。
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MATSU2025/04/0621初読みの作家さん。ヴァンパイアの教授に助けられハーフヴァンパイアになった理緒。綿毛羊のウールが可愛いです。人狼のリュカとの絡みもいいですね
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