教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 8時間目

発売日 : 2020/12/25
「わたしが、天神先生を、教え子にします!」大人気年の差ラブコメ第8弾!
ついに星花に秘密がバレてしまった天神。だが、そんなことはお構いなしに、小学生たちの受験戦争が始まった。予想外の合否の報に接する天神だったが、その周囲に不穏なオンナの気配が現れて――? 「ててて、天神先生のカノジョ!?」「ヤヤたちは二股をかけられていた?」……なわけないだろ。いつものくだらない修羅場は、しかし、いつもと少し違う。星花は芸能界入り間近で、冬燕は将来に目を向けて、ヤヤは海外案件を検討している。巣立ちの時は近く、だれもが変わらなければいけない。あらゆる物事には始まりと終わりが用意され、天神は星花に対してひとつの答えを告げることになる。――これは、子どもが大人になる物語。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784046800787

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みんなのレビュー

  • 真白優樹
    2021/01/03
    天神の秘密が星花にバレ、小学生組の受験戦争が始まる中、天神が一つの答えを選ぶ最終巻。―――共通な幸せなんてない、だけどそれでも変わっていける。終わらぬ関係なんてない、なら新しい関係を始めればいいだけ。それぞれの思いが巡り、皆の想いを受けた天神が、境界を越えて一歩を踏み出す。そんな多面性と卒業が描かれ、「子供」が確かに「大人」になる巻であり、万感の思いがこみ上げてくるかもしれない巻である。一つ終わって、また始まる。きっとこれからも、何だかんだ彼等はこのまま、だがそれが良い。 うん、とても面白かった。
  • ツバサ
    2020/12/29
    完結。教え子と塾講師、二つの面で悩んでいた天神が覚悟を決めて前に進めるようになって良かった。教え子達も成長していて、良い区切り方でした。
  • ぶなぶな
    2020/12/30
    物事には始まりと終わりがある。というわけでこの物語も最終巻。人は自分の主観でしか世界を見ない。物書き/講師である天神の主観で物語ることのできないものは沈黙され、筒隠星花はポンコツクソ悪魔でしかなかった。もちろん、そんなわけはない。そして、それで諦めるわけもない。天神の世界にある線引きなど、星花の世界には存在しない。講師と教え子の関係が終わりなら、また始まりがあるだけだ。天神が寄り添うべきでなくなろうと、主観が引いたその線を踏み出していつまでも関係は続く。エピローグを読んでそんな彼らの未来を想い描いた。
  • げんごろう
    2021/01/03
    遂に最終巻。読者や教え子に一線を引いていた天神にとって星花という少女は紛れもなくクソ悪魔で、そんな彼が最後の一文に至ったことは感慨深いものがありますね。願わくば彼らのその後も見てみたいです。 そして小学生たちは最後まで最高でした。 さがら総先生の次回作にも期待です。
  • 日坂愛衣
    2021/01/02
    完結おめでとう!本当に面白さとシリアスさをよくバランスした作品と思うw 詳しい感想は難しい でも最後彼はようやく一線を越える事を選んだ 本当に良かった