こわれたせかいのむこうがわ 2 少女たちのサバイバル起業術

発売日 : 2020/12/10
舞台は、海と鉄の国へ。 少女たちの苦難は終わらない――!?
ラジオに導かれ、独裁国・チオウから知恵と勇気で脱出を果たした少女、フウとカザクラ。たどり着いたアマクニは平和な国だったが、しかし二人にはじっとしていられない事情があった。
 「カザクラの故郷や家族を探す」。
 何らかの事情でサイボーグ化を余儀なくされ、記憶を失ったカザクラのルーツを探るため、フウは高い技術力を持つと言われる組織『ウパニシャド』との接触を試みる。
 しかし……謎の女・リリの介入で、彼女が『経営』する「奴隷監獄・ゴトクテン」へと、フウは単身誘拐されてしまって――!?
 海と巨橋の国を舞台に、少女たちの新たな脱出劇が始まる……!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 759円(本体690円+税)
  • ISBN: 9784049132083

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みんなのレビュー

  • まるぼろ
    2021/01/13
    さて今巻、記憶を失っているカザクラのルーツを探るためにアマクニの中を東奔西走していたフウ達はラジオからのCMを切っ掛けに高度な技術を持つ組織の「ウパニシャド」との接触を試みるが…というお話です。ディストピア風味な前巻とは装いが一変したもののフウの在り方というか生存方法みたいなのは変わっておらず今巻も楽しく読めました。またカザクラの記憶の方にも進展があったり、仲間も増えたり起業もしたりで色々と世界が広がっていっているもの良かったなと。引き続きカザクラの家族を探すとの事で次巻もどんな話になるのか楽しみです。
  • まっさん
    2021/03/10
    ★★★ 電撃文庫大賞銀賞受賞作品第二弾。前巻のまるで映画のような終盤の展開が好きで続きを読むのを楽しみにしていた今作。しかし、今巻単体で見れば割と満足出来る出来栄えだったものの、前巻の満足度から考えると正直これじゃない感がどうしても強く感じられてしまった。前巻は密閉された独立国家からの脱出に重きを置いたストーリーだったが、今巻では序盤に脱出劇擬きの展開こそ用意されているものの、中盤以降はバトル要素が増え始めた所は残念だったかな。個人的には序盤の監獄からの脱出をもっと深掘りして欲しかったし、中盤の主人公→
  • げんごろう
    2020/12/24
    異国の地へ逃れた少女達に忍び寄る新たな勢力。今巻も絶望に継ぐ絶望で手に汗握りました。ラジオで得た情報を知識だけで終わらせずしっかり活かすフウの実行力は尊敬に値しますね。新キャラ含め全員に活躍の場があり大満足。個人的にはイムさんお気に入りです。
  • T
    2020/12/16
    独裁国家チオウから知恵と勇気で脱出を果たしたフウとカザクラ。辿り着いたアマクニは平和な国だったが、カザクラのルーツを探す過程で、フウはとある組織に単身誘拐されてしまい・・・。海と巨橋の国を舞台に彼女たちの新たな脱出劇が幕を開ける。カザクラを筆頭に、フウが紡いだ周囲の人たちとの絆の尊さや中盤からの怒濤の展開に心揺さぶられる素敵な物語でした。各人の壁にぶつかるも、知恵と勇気と絆で乗り越え成長したフウとカザクラ。今後の二人の旅路やその行く末が楽しみです。
  • ユウ@八戸
    2021/03/22
    ネタバレあり
    ディストピアを脱出したフウが、なんやかんやで奴隷になったり社長になったりする2巻。1巻の情景描写が素敵だったので期待値が高かったか、おもしろいけどコレジャナイ感が強い。詰め込みすぎじゃないですかね。新キャラたちの個性がとてもよかっただけに、2巻くらいかけてしっかり読みたかった。1巻と地域が違うのでポストアポカリプスな感じが薄れ、闇社会の抗争な雰囲気に。おもしろいはおもしろいんだけどなーうーん。ただ新キャラのお姉さん方はとても好み。エセ関西弁なポンコツお姉さんいいよね。学習要素が見所だと思うので3巻に期待。