おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓
発売日 :
2020/11/25
悩みのタネを優しく結び、ひとくち頬張れば、ほろりとほどける!
愛する妻に先立たれ、二人の思い出が詰まった店を畳んだ元料理人の秋宗。
傷心を癒やそうと料理から離れ、見知らぬ土地で一人暮らしを始めることに。
だけど、引っ越し先の御石荘に「おにぎり処 バーベナ」という看板が……。
最近になって経営者が年若い女性に変わったらしく、歪なおにぎりが並ぶこの店は潰れかけていて――?
ひと口頬張れば笑顔になれる、三角の形に結ばれた幸せの物語――はらぺこの心でお召し上がりください。
傷心を癒やそうと料理から離れ、見知らぬ土地で一人暮らしを始めることに。
だけど、引っ越し先の御石荘に「おにぎり処 バーベナ」という看板が……。
最近になって経営者が年若い女性に変わったらしく、歪なおにぎりが並ぶこの店は潰れかけていて――?
ひと口頬張れば笑顔になれる、三角の形に結ばれた幸せの物語――はらぺこの心でお召し上がりください。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 737円(本体670円+税)
- ISBN: 9784049135053
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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aoringo2022/10/1387妻を亡くしたことで、仕事を辞め人生の岐路に立った料理人の男。ふとした偶然からおにぎり処バーベナで働くことになる。美味しそうな表紙をみて読み始めたけどハートフルな良い話だった。あの二人はくっつくのかな?無性におにぎりが食べたくなる〜。続編も読もうかな。
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カメ吉2020/12/3083ネタバレありたぶん今年最後の1冊。想像以上の良作品でした。初読みの作家さんで作品の展開など粗さも感じましたが感動もたくさん鏤められてて今年の締め括りの作品として大満足。愛妻を失い妻との料理店を閉めて料理を辞めた秋宗。そして引っ越し先のアパートの1階で営まれている「おにぎり処バーベナ」の女主人・桜子と血の繋がらない息子・夏樹と出会いバーベナで働きだす。複雑な関係に悩みながら店を切り盛りする二人に心を開いていく秋宗。亡き妻を忘れられず、けど桜子にも惹かれていく様は切なさと温かさがあった。最後は心温まる結末。良かった!
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涼2024/01/0264http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-6c7cdd.html これはまた、美味しそうな表紙絵だこと。これだけで、読んでみたいと思えてきます。
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坂城 弥生2020/12/1455おにぎりが結んだ家族の話。夏樹が怒られないことを愛されてないからだ、と錯覚してしまうのはわかる気がする。怒られるって愛情から来ているものだったら嫌なことではないから。穏やかな形にまとまって良かったな、と思う。 ツナマヨのレシピは実践してみたい。
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佐島楓2020/12/0353ネタバレあり美味しそうなモチーフに惹かれて。いろいろな形の愛がある。流れるまま、流されるままでいいんじゃないかと思うけれど、一筋縄ではいかない過去という名の鎖もある。これから続くとすれば、きっとそれと闘う話だろう。#ニコカド2020
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