遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空

発売日 : 2020/11/21
今度の舞台は江戸! 累計35万部突破の大人気遺跡発掘ミステリ!
今も昔も、人も想いも。
この空で、繋がっている。

休日、奥多摩へBBQに出掛けたカメケン一行。
渓流釣りや飯ごう炊さんを楽しんだ後、すぐ近くに建つ、手作り感溢れる「森の縄文博物館」に立ち寄ることに。
だが、今は亡き創設者の孫曰く、さまざまな事情で近く閉館せざるを得ないらしい。
素晴らしい展示品が揃うこの博物館を救うため、忍が思いついた起死回生の一手とは――!?(――「縄文カフェへようこそ」)

東京・山の手で民家の庭の発掘を依頼された無量と柳生。
出土した美しい茶器には、江戸の歴史を揺るがすほどの秘密が隠されていて……。(――「佐々木家の庭、掘るべからず」)

ほか、15歳の無量と亀石の出会い、鶴谷と無量が挑む土人形の謎など、全4編のほっこり短編集。
笑って泣いて考えて、いろんな感情がつまった、珠玉の一冊です!

イラスト/睦月ムンク

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みんなのレビュー

  • Bugsy Malone
    2025/09/14
    シリーズ2冊目の短編集。無量と亀石長との出会いや土人形を巡るホロっとするエピソードなどなど4篇を収録。暗躍や駆け引きもなく、どれも最後はホッとする物語。シリーズの本筋では不穏な気配が漂っている中、心安らぐひとときでした。
  • よっち
    2021/01/03
    東京・山の手で民家の庭の発掘を依頼された無量と柳生が掘り出した美しい茶器の由来、元総理のインタビューの条件として提示された奇妙な泥人形の持ち主探し、西原無量と亀石の出会い、奥多摩へBBQに出掛けた先で出会った「森の縄文博物館」の危機を描いた短編集第二弾。短編になるとちょっと読みやすくなるような気がしないでもないですが、話が連鎖反応的に広がってゆく佐々木家の話や持ち主探しも面白かったですし、無量と亀石の出会い、忍らしさが垣間見えたエピソードも興味深かったです。五段昇段審査とか萌絵は何を目指してるんだ(苦笑)
  • よっしー
    2021/10/27
    本編がかなり気になるところで止まった中での短編集。久しぶりに無量と忍が駆け引きなしで関わっている様子に嬉しくなりました。無量が発掘と出会う過程、亀石の強引に感じる反面、無量に全力でぶつかっていく姿が印象的でした。だからこそ、今の無量があるのでしょうね。こんな何でもない日常がずっと続いてほしいのですが…まだまだ何かが起こりそうですね。
  • まみ〜
    2021/01/10
    ネタバレあり
    出てることを知らなかった😅今回は4作収録📖夫の実家の庭の発掘を依頼してきた夫婦💡フリーライターの鶴谷暁美は、元総理大臣から小さな土人形の持ち主の捜索を依頼される💡祖父の捏造事件と、その後祖父から火傷をさせられ、心に傷を負った無量を、亀石が引き取ることになった過去も明かされ💡そして最後は、個人の縄文コレクションを、発掘された近辺で展示できるように各自が奮闘✊💭うん、長編だといつも命の危険があるけど😅今作はどれも安心して読めました(笑)亀石さんはやっぱすげぇ(笑)
  • きょん
    2021/01/07
    本編はますますシリアスだけど、短編集はどこかほのぼの。無量の幼少期の幸せそうな描写があるので、その後の過酷な運命を思うと悲しいけど、過去があって今があるんですよね。森の中の縄文カフェって素敵だなあ。