准教授・高槻彰良の推察 5 生者は語り死者は踊る
発売日 :
2020/11/21
「帰ろう――大事なものが待つ、現世に」凸凹コンビの民俗学ミステリ第5弾
大学2年の夏。尚哉は「嘘が歪んで聞こえる」自らの耳と、その原因となった「死者の祭」の真実を探るべく、高槻・佐々倉と長野の旧小山村へ向かう。
幼いころ何度も訪れた、大好きだった祖父母が住んでいた村だ。しかし今は廃村になっているらしい。
尚哉は、長野で再会した従兄から、亡き祖母が「尚哉は山神様にとられた」と不穏な言葉を口にしていたと聞く。
地元でも“死者が歩く”と噂される件の村に着き、調査を開始する一行。
しかし、その最中、尚哉は高槻と共に再び、あの真夜中の不思議な「祭」へと招かれてしまい……!?
「僕らは、超えてしまったのかもしれない」――大人気民俗学ミステリシリーズ、急展開!
盛り上がり最高潮で、ますます目が離せません!!!
ただいま、月刊コミックジーンにてコミカライズも大好評連載中!
凸凹コンビの活躍や微笑ましいやり取りが漫画でたっぷり楽しめます。
イラスト/鈴木次郎
幼いころ何度も訪れた、大好きだった祖父母が住んでいた村だ。しかし今は廃村になっているらしい。
尚哉は、長野で再会した従兄から、亡き祖母が「尚哉は山神様にとられた」と不穏な言葉を口にしていたと聞く。
地元でも“死者が歩く”と噂される件の村に着き、調査を開始する一行。
しかし、その最中、尚哉は高槻と共に再び、あの真夜中の不思議な「祭」へと招かれてしまい……!?
「僕らは、超えてしまったのかもしれない」――大人気民俗学ミステリシリーズ、急展開!
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ただいま、月刊コミックジーンにてコミカライズも大好評連載中!
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イラスト/鈴木次郎
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041092651
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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ひさか2021/01/021952020年11月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。百物語の夜、死者の祭、の2つの連作短編。裏表紙に書かれていた通りの急展開で、謎の紗絵さんは登場するわ、高槻と尚哉それぞれの秘密が…。緊迫感いっぱいのどーなるどーなる感で、どきどきものの話だったんですが、次ですね。次の話がどーなるかですね。このままこの調子で続くのか、はたまた、何事もなく、怪異民族学的相談話に戻るのかうーん。次巻が待ち遠しいです。
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みっちゃん2023/05/02151ネタバレあり物語が佳境に入ってきたね。いよいよ、尚哉にあの能力を与えることになった「祭」の村へ。口をつぐむ村人たち、高まる不穏な空気。そして!この後もシリーズは続いているのだから大丈夫、とは思いながらも手に汗握ったよ。そして封印されていたアキラ先生の記憶も?ああ、早く次を読ませて~。
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mariya9262021/10/12147とうとう異界の扉を開いてしまいました。『生者は語り死者は踊る』という意味が分かりました。今回で主人公の秘密は分かったので、次回は高槻先生の秘密に迫りそうです。せっかく記憶がよみがえったのに…。ちょっと残念でした。結構テンポがいいのが良いです。准教授としての院生から見ての高槻先生。それは恋ではないかと…。
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ちょろこ2020/12/28147ついに…の一冊。ついにあの祭りの真実を探るために長野へ向かった尚哉たち。真実を知りたい気もあればまだ知りたくない気に読み手もさせられる展開は緊張感溢れるスタート。想像以上の祭りの本気度、想像以上の恐怖。あの坂はかなり怖かったな。沙絵の助言がなかったら…至る所で感じた。で、どうなるの⁈またまた最高に盛り上げてサッとさよならだなんて!そして今回の番外編も実に良かった。まさに"天使"、そう、その言葉がしっくり来るし、何があってもいつでも絶対に帰ってきて欲しい、その気持ちに激しく同意。#ニコカド2020
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OSOGON152023/09/20130ネタバレありシリーズ5作品目。尚哉は自分の”耳”と”死者の祭り”の真実を探るため高槻先生と佐々倉と共に長野の旧小山村へ行く。尚哉は高槻先生と共に再びあの真夜中の不思議な祭りへ招かれてしまう・・沙絵さんの正体はやはり・・尚哉の”謎”はなんとか解けたが、高槻先生の”謎”は、まだまだ根が深そう・・高槻先生の中にいるもう一人が誰なのか気になります。
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