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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2020/11/2031東都から始まった戦乱が王国全土へ広がりを見せる中、奮闘の末に囚われてしまったアレン。そんな状況で北都で残された教え子たちが奮闘する第七弾。囚われたアレンが出会った一人の少女、今自分ができることを一生懸命に考えて奮闘する教え子たち、そして兄を救うため西都に向かう妹・カレン。今回のそれぞれが力を発揮して、戦況を覆していく展開もなかなか華々しかったですけど、南の方で壮絶なことになっているアレン依存症の彼女はどうなってしまうのか...今の戦いを乗り越えて、またあの楽しい日々をみんな揃って迎えて欲しいところですね。
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まるぼろ2020/12/0925さて今巻、南都で「剣姫」が暴れまわっている頃、北都のハワード家も侵攻してくる帝国南方軍への対策を進めていた。ティナやエリーの頑張りを前にステラも自分の「すべきこと」を見つけ…と言うお話です。今巻の見所はやはり北方でのステラの成長と大樹でのカレンとリチャードの奮戦だったかと。特にステラは最初の頃の妹や周りの実力差に苦悩していた頃が今報われた様に感じられてとても良かったです。そしてリチャードやカレンの頑張りが「誓約」の履行として報われたものまた良かったかと。アレンの事も含め次巻もどうなっていくのか楽しみです。
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まっさん2021/03/0624ネタバレあり★★★★★ 物語は急速に加速を始め、囚われの身となったアレン・黒翼の悪魔に堕ちつつあるリディヤ・師の教えを受け継ぐそれぞれの教え子達の行動が満遍なく描かれている今巻。前巻ではあまり出番のなかったハワード陣営に重きを置いた今巻では、無謀にも戦争を仕掛けてきた帝国との戦況が描かれており、戦いを通して成長するティナ・エリー、特にステラの活躍を心ゆくまで堪能する事が出来た。一方で囚われの身となってしまったアレンが出会う不思議な存在・アトラの愛くるらしさが彼の置かれている重い状況を中和させる役割を果たしており、過→
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アウル2020/12/0224ネタバレあり前巻ではアレン不在の中のリンスター家がメインに話が書かれていたので今回はハワード家の方がメインに書かれていたな。ステラの成長が目覚しいな、それに引き換えリディヤの堕ちっぷりが読んでてツライんよね。そしてアレンがどんだけ皆に慕われているのか書かれている所では、なんか思いっきり泣いてまいそうになったわ。勇者とステラがリディヤの元へ向う事になるが戦闘になるんだろうな。果たしてその結末がどうなるのか?アレンも試練を耐えれるのか、黒幕の聖女との方もどうなるのか色々と楽しみだわ。
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こも 旧柏バカ一代2025/07/0820今回は北都を舞台にハワード家の面々が中心となって物語が展開。教え子たちがそれぞれの立場で「今、自分にできること」を懸命に模索し、行動に移していく姿だ。なかでもステラの成長ぶりは目覚ましく、かつて闇堕ち寸前だった少女が、今では北都の要として輝いている。その一方で、リディヤの変貌ぶりは心を締め付ける。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-koujodenka-7-review/
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