キノの旅 the Beautiful World 23
発売日 :
2020/11/10
キノの旅、20周年! アニバーサリー企画の幕を開ける最新刊が登場!!
「あの箱ですか? 私達の永遠の命を守ってくれるものですよ!」国に入る前に、キノとエルメスは答えをもらいました。答えが全然理解できなかったので、キノが訊ねました。背広を着た入国審査官は、とても若い男でした。まだ二十歳前に見えました。彼は、それはそれは嬉しそうに、手続きそっちのけで説明してくれます。「あそこには、たくさんの国民達が眠っています!」「眠っている……?」キノが首を傾げました。「つまりまさか――」エルメスの言葉を、「墓地じゃないですよ!」入国審査官は笑顔で遮りました。「みんな生きています! ただ――」キノが反対側に首を傾げました。(「眠る国」、他全11話収録)
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049133189
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みんなのレビュー
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雅2021/03/0571久々の大好きなシリーズ。この雰囲気がたまらない。まだまだ、いろんな国を見てみたいな
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maxa2024/04/0534いきなりの23巻w。息子に何か面白いの貸してと言ったら、途中でも問題ないからとこの巻を差し出されたので。999の星のように、色々な国を巡っていく短編集。前半はオチがよくわからない話もあって頑張って文字を追った感じ。が「狙撃犯のいる国」は素直に面白かった。科学技術の発展速度を意図的に抑えているその国では、技術力の高いものを持ち込んだ際の決まり事が色々あって…という話。最初から読めば繋がる話もあってより面白いのだろうけれど、今回は息子のオススメ本を読むのが目的だったからこれでよし!面白い話があって良かった〜。
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星野流人2020/11/1530「ロボットがいる国」は読み終わってみるといい国で、ほのぼのしました。師匠の懸念は自分と同じだったので、それを踏まえてもほのぼのします。「戦える国」はオチが秀逸で好きなエピソードでした。「狙撃犯のいる国」はアクション全開で活躍するキノが見られたのが楽しかったですね。あらゆる意味で後味の悪いエピソードで、読み終わってから胸が詰まる思いでした。「赤い霧の湖で」はシンプルに美しいエピソードだったと思います。弟子のこういった一面を見るのも珍しいので、楽しかったです。
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Mie Tange2021/11/0926キノ23巻。短編集。 相変わらず皆がワキャワキャしてて楽しかった(笑) "ロボットがいる国"、"戦える国"、"狙撃犯のいる国"あたりが 皮肉にブラックで好き(>□<)ノシ
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k162021/06/2526シリーズ23作目。現時点での最新巻かな。やっと追いついた。 前作までのインパクトはないかなぁ。 各話オチがぼんやりしてる印象。 そんな中でも上げるならば「狙撃犯のいる国」「赤い霧の湖で」かな。
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