花は桜よりも華のごとく
発売日 :
2020/10/15
絢爛に咲き誇る、男装の美少女の能楽恋絵巻!
京の都に突然、天才的な舞い人の少年が現れる。けれど一座の看板役者の彼、白火は実は女の子。それを隠し女人禁制の舞台で舞っていたのだ。そんな折、京随一の能役者である蒼馬から移籍の話を持ちかけられて……!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040738444
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
-
虚と紅羽2020/10/2312ネタバレありレーベルかえて復刊ということで、某Amaz○nの評価が低くて内心失敗したかと思っていたけど、普通に面白かったしボロッボロに泣きました。はい。能をテーマにした作品でもっと固いかと思えば。元が少女向けなんだから、固くなるはずもないんですよね。 女人禁制の能の世界に、最初は一座のため、次第に自分が舞いたいからと女である事を隠し続けて舞っていた白火。女として成長していく身体と、憧れた舞手の蒼馬にバレてしまってからの葛藤。合同能にて全てを吹っ切って舞った姿は間違いなく美しかったと思う。 続きも何卒復刊してください。
-
あずとも2020/10/277男装少女の能のお話。ここで終わり?と思ったら以前他レーベルから出ていた作品の復刻版だった。今回はまだまだ序盤といった感じだったので納得。
-
悠2021/11/205没頭してしまった(笑) 能一座の存続のために女であることを 封印して能を舞ってきた白火(はくび) 切なくて…初読みの作家さんでしたが、 角川ビーンズ文庫で、何冊かあるらしいこのシリーズ読みたい!
-
小杜桜香2021/01/063どこかで読んだことのあるタイトル…昔ビーンズ文庫版を読んだような。男の能の世界に男装女子が紛れて舞う話。実力で黙らせるしかない。レーベルが変わって加筆修正してるため、キラキラしさは抑えめ。これは続くのか?
-
桜姫2020/12/272旧「花は桜よりも華のごとく」とまたテイストが変わって、こちらはこちらで面白かった。 日常の一端を覗いてるような、そんなほのぼのした感覚。 蛇紋や颯佐の話を抜いていたけど、物語として引き込まれる。 復刊があるのなら最後まで追っていきたい。
powered by
レビューをもっと見る