ブザンソンにて

発売日 : 2002/12/01
それは、圭から僕へのライバル宣言だった…!
国際指揮者コンクールに出場する圭に会うため、フランスの地方都市ブザンソンにやってきた悠季。二週間ぶりに再会した圭は相変わらず激しく悠季を求めてきて……。だが、他人を全く寄せ付けなかった圭が、夕食の席では意外なほどライバル連中と打ち解け合っていた。いったい圭にどんな心境の変化が? そしてコンクールの結果は!? イタリア留学編ついにクライマックス!!

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みんなのレビュー

  • 美雀(みすず)
    2017/02/20
    ネタバレあり
    指揮者コンクール、ベト7。「のだめカンタービレ」を思い出す。悠季の嫉妬する気持ちも痛いほどわかるよ。悠季も圭も確実に音楽家として成長している。「証言篇」にほっこりしました。真実が分かってしまってもファンでいてくれるって嬉しいですよね。4才の圭坊ちゃま!!さぞかし可愛いだろうなぁ。挿し絵で見たかった!
  • ハル
    2021/10/04
    ネタバレあり
    シリーズ⑳第四部❺ 悠季と過ごしていた別荘から急にウィーンへ旅立った圭。その事で2人のこれからについて考えるようになって…圭と張るバイオリニストになりたいという思いに至り気合いが入る悠季。圭のライバル宣言のような言葉がこれからの2人をあらわしてる気がする。悠季がメダルをとりブザンソンでは他に追随を許さぬ圧倒的な指揮で金をとっちゃう圭。圭も苦しまないとは言わないけど天才的な華々しさがある圭とゆっくり成長していく悠季との差を感じてしまう。私見だけど。これからはぶつかることが多くなるんだろうな。
  • rabbit
    2018/03/30
    ネタバレあり
    第4部5作目、悠季は苦心しながらもバッハを物にしてコンクールの勝利を得る。一方、圭はコンクール出場者たちと和気あいあいと過ごすキャラ変に驚き、圭の無理を見抜いた悠季にあっぱれ。ノクターンの解釈がロマンチックな曲だと私も認識していて、自分自身と向き合う夜の情感だと知り認識を改めました。悠季が圭のコンクールに予選から見に行きたくないとの思いに凄く共感。私も友人の演奏会に行くと聴衆としてではなく、player目線になってしまう為、舞台に立てない自分に腹立たしくなっちゃうんだよね…
  • MM
    2016/05/01
    ネタバレあり
    悠季と圭各々の国際音楽コンクールでの様子「ノクターン」「ブザンソンにて」と圭の祖父と伊沢の出逢いから現在までの話「冬のうらら」を収録。コンクール開催地ブザンソンにて練習に出掛けた木立の陰で愛の交歓を始める二人。前作でもウィーンの森の中で同じ事やってたなぁ。秋月さんの描写が妙にエロティックで艶かしくて。。さすがにうまい! 無事に二人はお互いのコンクールで優勝するのだがラストで世界のエージェント会社“サムソン”の副社長が登場する。彼はゲイで今後の二人に絡んでくる。
  • 雨蛙
    2017/10/26
    第4部-5。圭と悠季のそれぞれのコンクール。ふたりとも確実に前へ進んでいる。ずっとなんとなく関係を匂わせていた圭の祖父と執事の伊沢の若き頃の話。圭を歪ませた一端はこの祖父にも原因があった。