天になき星々の群れ フリ-ダの世界

発売日 : 2002/12/01
変わらない少女が世界を変える。俊英が描く感動の物語。
暗殺者フリーダは任務のため名門女子校に生徒として潜入し、正義感の強い少女アリスと出会う。任務決行のその日、宇宙海賊の侵略を告げるレーザーの光が街を襲う。アリスと共に逃亡するフリーダを待ち受けるものは!

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みんなのレビュー

  • CCC
    2023/05/27
    やっぱりこういう価値観がぶつかり合う作品は読んでて楽しい。各人意見が対立してても関係性は対立してると言い切れないのも好みだった。話の中心になっていたアリスは善性が強かったけれど、強すぎて狂気に片足突っ込んでるから退屈しなかった。ただこのまま両足とも狂気に突っ込む姿も見たかったかも。末恐ろしさを見せて終わり、はちょっと寂しくもある。
  • ヴィオラ
    2019/11/03
    色々考えちゃうね…「ラノベ」で片付けられちゃうとしたら勿体ない。変化しない事は果たして正しい事なのか? 変化する事は責められるべき事なのか? 侵略にあった時に自衛するという事について、「悪意に悪意で向き合うな」というのは、なかなかに難しいよね。 良い作品だと思うんだけど、1冊でまとめるには少し情報過多な感じもあったかも…。
  • gentleyellow
    2013/11/30
    善を突き詰める存在であるアリスの印象が強いが、いやぁ、フリーダ好きだなあ。だって、偽人格にコンシーラってルビ振るんだぜ。伊達眼鏡かけた時だけが真実の自分で、そんで最後は眼鏡かけたまま狙撃するの。善から程遠い人間が、欺瞞をしりつつも何か目指し始める。主役こっちだって!まあもちろんテーマを担うのアリスも大事。アリスは勝手で非合理かもしれないが、アリスを追放したとき人間は挫ける。だからもう一度迎え入れるんだ。あとアリスにフリーダが銃を向けた瞬間がページ数の中心にしっかりあって、書きての技前を感じた。いやよかった
  • 酔花
    2014/02/24
    視点や場面の転換が頻繁に行われ、決して読みやすい作品ではない。だが筆者の描きたいであろう点がその克明に浮かび上がる面白さがある。闘うことが善となる状況下でも、アリスは武力による解決を否定する。その主張が仲間を傷つけると判っても貫き通す強さは独善ともいえる。だが、その高潔さが最後には仲間を奮い立てるのだった。こうまとめてみても、アリスはやはり好きになれない(笑) 人物の造形が優等生すぎるのも原因の一つかもしれない。暗殺者としての自分と守護者としての自分の間で揺れ動くフリーダの方が魅力的だった。
  • wokashi_fever
    2021/04/30
    反戦における正義の是非を、立場の違う2人の少女達を対比させ徹底して問い続ける内容は、読後の余韻を苦悩のものとする。「戦うことを《正しく》してはいけない」と主張する意見は同意ながら「正しくあるために戦う」のも、見方によってはまた一理なのではないかと考えてしまう。しかし、この巨大な主題と向き合い、捉えていった長谷氏の作家としての力量、ポテンシャルの高さ。若干2作目にしてここまで滲み出るものなのか.... 現在までのご活躍を存じているから言えることかもしれないが、凄まじいの一言に尽きる。。