死呪の大陸
発売日 :
2020/09/25
停滞か自由か、死か生か、王道「呪」ファンタジー
毎日が平穏だった。温かくて、優しくて……でも刺激が、足りなくて。何者かになりたかった。自分にしか出来ないことをしたかった。だから願った。その結果、何が起こるかも知らないで。
《死道標》と《死予言》二つは対となり死呪を完成させる。
憧れていた大陸は、そんな死呪に満たされていたのだ。
かつて神の罠に嵌り、全てを奪われた少年・シキ。暗殺者として影の世界に生きるシキの日常は、外見だけは可憐な美少女・エヴィルとの出会いによって変わってゆく。破天荒な彼女と目指すは《立体城塞都市レジナリオ》――この地に待つ、約束された悲劇を覆すために。
《死道標》と《死予言》二つは対となり死呪を完成させる。
憧れていた大陸は、そんな死呪に満たされていたのだ。
かつて神の罠に嵌り、全てを奪われた少年・シキ。暗殺者として影の世界に生きるシキの日常は、外見だけは可憐な美少女・エヴィルとの出会いによって変わってゆく。破天荒な彼女と目指すは《立体城塞都市レジナリオ》――この地に待つ、約束された悲劇を覆すために。
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040649467
MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
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まっさん2021/03/2628ネタバレあり★☆ うーん、個人的には残念な所が多かったなという印象。設定や世界観は面白いと思うし、それ程重みを感じないダークファンタジー物という意味では読みやすくて良かった思う。ただ、実は○○でした〜というような後出し情報が余りに多すぎて読んでいて少し疲れてしまったかなと。せめて1つや2つ程でいいでしょと思ってしまうようなどんでん返しがたくさん用意される事によって物語に対する没入感が薄れてしまうような気がして少し残念。あと所々キャラクターの言動に引っ掛かる所が多く、例えば終盤でとあるキャラクターが催眠術を掛けら→
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アウル2020/10/0827ネタバレありかつて神に陥れられ全てを無くしたシキは破天荒なエヴィルと出会ったことにより変わっていく。約束された悲劇を覆すために。個人的にはなかなか好きな話だったわ。話が進んでいくにつれて真実が明らかとなりどんでん返しのオンパレードで、まあ色々と作者の手の上で弄ばされたといったのが正直な所かなと思ったり。少々読みにくいところもあったりしたけどその辺は次巻以降にどうにでもなるかな~と。果たして2人の行く末はどうなるのかな?
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まるぼろ2020/10/1327ある甘言に乗せられ、そうと知らず生まれの国を滅ぼしてしまったシキ=カガリヤは大陸に渡り、またある事から見た目は美少女そのものなエヴィル=バグショットと出会うが…と言うお話。シキが帝国でやってしまった事の重さから暗めの話になるのかなと思いきや、そのシキの事についても含め予想に反した物語で面白かったです。色んな意味で見た目とあべこべなシキとエヴィルのコンビですが、かつてのシキと同じ轍を踏もうとしていたダクティルの力も借りて城塞都市を救ってみせたのは良かったなと。次巻が出るようならば是非また読みたいと思います。
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しぇん2020/10/0123読みにくかったです。場面場面で誰が話してる?何のことなんだと、止まって考える事が多すぎだったですね。専門用語もわかりにくかったのがあると思いますが。
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のれん2020/09/2618ネタバレありキャラ造形がラノベでは中々見ない形。 女装ナルシスト主人公と復讐系の相棒によるコンビもの。終盤は主人公組ではなく、とある別キャラの美しい男同士の愛がピックアップされる。 現代の流行と一瞬思うが、それとは違い、世間に許されない恋をするロミジュリみたいな恋愛を下敷きにした王道ファンタジーなのだろう。 ただ6英雄の復活など気になる要素はほとんど回収されなかったのは残念。世界観や主人公組の距離の接近に説得力ある描写をして欲しかった。 次巻以降に期待。
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