櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく

発売日 : 2020/09/24
罪人の「処刑人」に選ばれた正太郎、そして櫻子の運命は……?
クリスマス目前の旭川。
正太郎の友人・百合子は担任の磯崎に、
櫻子が懇意にしている薔子の別荘に誘われる。
しかし高名な画家の持ち物だった邸には、
美しくも不気味な蝶の絵があり、
おぞましい秘密が隠されていた。

そしてもう一人の友人、蘭香は、元警察官の山路と出会う。
彼はなんと櫻子の弟を殺した犯人が見つかったと告げる。
しかも「亡霊」たちが正太郎を操り、櫻子に復讐させるつもりだと言い……。
運命的バディの選択は果たして!?

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みんなのレビュー

  • ゴンゾウ@新潮部
    2022/04/08
    もはや引っ張られすぎて惰性で読んでいるのが本当のところ。惣太郎殺しの犯人は以外に近くに。だとすると今までの回り道は何だったんだろう。って思うのは私だけかしら。
  • 芳樹
    2020/09/27
    百合子、蘭香、正太郎がそれぞれ別の場所で、花房と亡霊たちの真相に近づいていく第16巻。同じ時系列で展開される三名の物語に、ページをめくる手が止まらないほどのめり込んで一気読み。それらがやがて同じところを目指して一つになるのだと思うとドキドキが止まりません。クライマックスへ向けて物語が一気に動いた感じがしますね。正太郎と櫻子さんの考え方の変化や心の成長も感じ取れる本巻でした。またも続きが気になりすぎるエピローグで、17巻の発刊が待ち遠しい…。
  • dr2006
    2021/10/20
    第⑯巻、アニメ化されているのもあって、もはや登場人物は全て脳内動画で夫々の役を演じきる⒲次で本当に完結らしく、主要人物総動員の本作は最終回大予告編を呈している。櫻子は過去に幼少の弟を亡くしているが、実は同様の事件が旭川市内で連続して起きていた。🎄間近のある日、磯崎と供に薔子の別荘を訪れていた百合子は、ある画家が描いたとされる一組の蝶の絵を観る。そこに描かれたおぞましい🦋が示唆する事とは…。不吉な予感に百合子は正太郎に電話をするが繋がらない。そのころ正太郎は独り事件の真相を追っていた。流石のグロミス!
  • 桜父
    2020/11/04
    ネタバレあり
    櫻子さんシリーズ16巻目。太田紫織19冊目。クリスマスの日に「鴻上百合子」「阿世知蘭香」「舘脇正太郎」のそれぞれ3人が同じ事件に関わる事になる。櫻子さんの弟を殺した犯人はいったい誰なのか、核心部分に近づいたと思ったら、次巻まで待たねばならないなんて、キツすぎますよ。正太郎がまだ罪を犯していなくて、ほっとしましたが、逆に櫻子さんが罪を犯しそうで、ハラハラ・ドキドキです。次巻の発売まで待ちきれません。
  • くりへ~
    2021/10/31
    ネタバレあり
    三人の視点で物語が展開し、徐々に完結に向かってる。いよいよ次巻で完結。