嘘つきは妹にしておく

発売日 : 2002/11/01
ヨシユキのカバンの中に、おかしな本が入っていた。ヨシユキは突然現れた少女と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに…。
ある日、主人公・ヨシユキのカバンの中に、見覚えのないものが入っていた。それは、ほとんどのページが真っ白な、おかしな本。「その本はね、あるお芝居の脚本なの」突然現れた女の子は、自らを「現実じゃないの。妖精かな」と言う。ヨシユキはその少女「みど」と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに……。果たして、そこに描かれていた物語とは? そして、みどの正体とは? あなたの心に切なさと懐かしさを喚起するファンタジックストーリー。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840106740

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みんなのレビュー

  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/11/24
    多少ややこしく雑なところもあるけど、不思議な少女・みどや徐々に集まっていく仲間たちと一緒に、散らばったシナリオのパーツを集めていく展開は読んでて楽しかったです。 独特でファンタジーなラストは悪くないけど、もっと人物ひとりひとりの掘り下げがほしかったかなぁ。 とりあえず内容通りのタイトルだったですねw ゆりか先輩の私服ぇ…… ( ̄~ ̄;)
  • CCC
    2024/04/13
    掴みどころのない世界観で、設定説明は多いのに説明不足な面があるけれど、空気感が心地よくて好き。脚本をなぞる展開なのに、定まっていない流れに身を任せているような感覚。
  • 鑑真@本の虫
    2014/06/27
    主人公・ヨシユキの鞄に入っていた、ほとんど真っ白な脚本。 それは、ある芝居のものであり、主人公と、脚本の妖精のような存在と自称する少女・みどは、元に戻すため奔走する。 独特の設定の影響もあり、不可思議な印象が強いので、各キャラのインパクトのあるプロフィールはさほど気にならない。 読みやすく、さらっと読めるが、少々内容に薄さを感じてしまう。 全体的にレトロなイメージで、懐かしさが漂う。先輩の私服が可愛い。 ただ、みどの存在が矛盾だらけで、その点は非常に不満でしかない。
  • ゆーき
    2022/01/14
    ネタバレあり
    ある日、主人公のカバンの中に見覚えのない、殆どのページが真っ白の本が入っており、突然現れた自らを本の妖精だという女の子と失われたページを持つ人々を捜すことに……。 ちょっと不思議なノスタルジー小説。 展開が少し駆け足だったので、上下巻とかに分けて読めれば、もっと話に入り込めたかなあ。 ああ、私もこんな夏休みを送りたかったー。 結末はありきたりかな?と思いますが、幸せなのは良いことです!
  • buuupuuu
    2021/08/07
    ゼロ魔より前のMF文庫J。3巻くらいかけてやるべき内容を1巻でやってしまったかのような急ぎ足の展開で、登場人物達のキャラクターや心理、関係性等や、バラバラになってしまった脚本についての事情等、ちゃんと掴む前に終わってしまった印象です。10代の頃、夏休みとかに読んでいたらまた違った風に受け取っていたかもしれません。toi8さんの絵と相俟って、舞台となる夏の川沿いの町並みの様子が良かったと思います。