新米編集者・春原美琴はくじけない 1
発売日 :
2020/08/25
「この本は絶対に売れるのかい?」――そんなこと、わかるわけない。
「どうして小説の編集部に配属されなきゃいけないの?」
小説嫌いの春原美琴は、突然の異動に頭を抱えていた。
「文芸編集者ってのはな、小説を食って生きるやつのことを言うんだよ」と語る無愛想な先輩の指導のもと、彼女は一筋縄ではいかない作家達と悪戦苦闘の日々を送ることに。
そして「この本は絶対に売れるのかい?」と睨むような目で訊いてくるのは、誰もが恐れる厳格な文芸局長――。
これは、慣れない仕事に悩みながらも挫けず、成長していく美琴の姿を描く物語。
小説嫌いの春原美琴は、突然の異動に頭を抱えていた。
「文芸編集者ってのはな、小説を食って生きるやつのことを言うんだよ」と語る無愛想な先輩の指導のもと、彼女は一筋縄ではいかない作家達と悪戦苦闘の日々を送ることに。
そして「この本は絶対に売れるのかい?」と睨むような目で訊いてくるのは、誰もが恐れる厳格な文芸局長――。
これは、慣れない仕事に悩みながらも挫けず、成長していく美琴の姿を描く物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049129595
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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よしりん2022/02/0324ネタバレあり図書館でたまたま見かけてタイトルに惹かれて借りてきたけど大当たり!面白かった。ある理由から小説嫌いなのに小説の編集部へ異動になってしまった春原美琴の悩みながらも編集部の仲間や作家さんとの関わりのなかで成長していく様が読んでいて気持ちよく描かれていた。美琴の編集者としてのこれからも読んでみたいから続編出るといいなぁ。
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ツバサ2020/08/2514小説家の父が嫌いで、小説も嫌いになっていた主人公が文芸部に所属することになり、そこでエリートな先輩や同僚に支えられて変わっていく。様々な小説家と関わっていき、喜びも苦味も全て糧にして前に進んでいく主人公に惹かれます。小説家との付き合い方や小説との向き合い方に誠実さがあって良かったです。
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栗山いなり2020/09/136正直言うとあらすじ読んだ時点でそうじゃないかと思ってたが実際読んでみて予想通り、いや予想以上に重さと熱さを感じさせるお仕事小説だったな
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みっちぃ2020/12/205これ、11月中に読んでたのに、登録し忘れた。話の内容、文体、好みです。続編が出るなら読みたいな。出ないかなぁ。
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alleine052020/09/035まあまあ。基本的には面白かったと思うのだけど小さくまとまり過ぎな印象。小説家だった父親への反発から大の小説嫌いだったわりには編集者という仕事になじむのも終盤のそんな父との関係の清算についてもあっさりだし、編集者のお仕事ものとして深く掘り下げられているというほどでもないし、担当の作家との間に発生したトラブルもわりとさっくりなんとかなってしまうし、先輩編集者との間のフラグもそれほど進展しないし。サクサクと気軽に読めるのはいいけど深く刺さるものが無かった。
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