暁花薬殿物語 第四巻
発売日 :
2020/08/12
最愛の幼馴染みに帝。家族同然の仲間に囲まれる千古を襲う最悪の悲劇――。
新たな暁上姫・明子の嫉妬に悩まされる頃。信濃の姫が帝の元へ嫁ぐ話が持ち上がる。信濃には「鬼姫」が存在し、帝や秋長とともに、千古は鬼都の偵察へ向かうことに。ところが道中、千古たちを最悪の悲劇が襲う――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040737775
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みんなのレビュー
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坂城 弥生2023/01/3039ネタバレありまさかの最後の数ページ…秋長は千古に恋心があったんだね… それにしても明子姫のお揃い計画が女子っぽいなぁと思う反面子供っぽさも感じた。
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よっち2020/11/0331戌子誘拐事件も無事解決した千古。しかし新たな暁上姫・明子が千古の真似ごとを始めるようになり、新たな帝の后候補を「鬼の都」から呼び寄せるという噂が流れ始まる第四弾。千古が少しずつ積もっていった想いを自覚するようになったからこそ、後宮内の人間関係に心揺さぶられたら動揺もするし、何やら帝との間に過去に曰くありげな新たな后候補が現れたら、複雑な想いを抱くのもそれは仕方ないですよね。だからこそ不穏な状況が続く中で、密かに支えてくれていた秋長を襲った悲劇には言葉もないというか、これから先の展開が気になるところです…。
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らび2020/08/3126やっぱり不気味な蛍火。ああいう存在がいると面白い。今回はいわくありげな「鬼姫」をめぐる信濃への旅。どこまでも大臣とは救いようがない。何故ここで秋長が命を落とせねばならなかったのか?鉄の女もどきの典侍の痛みは如何ほどか・・あくまで希望ですが彼は戻ってくるのではと?ホントは帝より秋長の方がお似合いでしょう。そして藤壺へ入った鬼姫こと・紅葉はどんな騒動を巻き起こすのか、蛍火は?面白くなってきました。
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かなで2020/12/2821ネタバレあり鬼の都の噂に今上帝と千古は信濃へ向かうんだけど、今上帝の身代わりを務めていた秋長に毒が仕込まれて…。 理解力が足りなくて、鬼姫紅葉は誰の娘なのか最後まで分からず。加えて、千古となにもかもお揃いにしていた明子は結局何がしたかったのかわからなかった…(悪意はあったんだよね…?)。あと帝は千古とどのような関係性になりたいのか不明。 あと、秋長が千古を庇い、さらに千古の幸せを願いながら死ぬ描写あり。死体はないものの喪失感満載だし、そもそも常識人がいなくなったというか…。
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はなりん2022/06/2515いや〜秋長。秋長の存在無しに、この物語は成り立たないので?帝の男性側の味方が居なくなってしまうしねぇ。秋長の本音がわかって切ないし、喪失感半端ない。帝もいいんだけど、少し持って行かれたねー。そして鬼姫は誰の娘?まだまだ波乱の予感。
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