新・時空のクロス・ロ-ド 2 黄色い瞳の男の子

発売日 : 2002/10/25
話題の新シリーズ第2弾登場!!
「俺の…この能力は、一体何なんだ?」
 見たもの、味わったものの構造が瞬時にわかる少年・浅間健一。健一はその奇妙な力に疑問を持ちながらも、のどかな高校生活を送っていた。そんな彼の前にナサニエルと名乗る不思議な男が現われる。「その力が何なのか知りたくないかね?」ナサニエルが言うには健一の力は人工的なものであるらしい―。とまどう健一にナサニエルは告げる。「その力の答えが知りたければ私に付いてくるといい」。そして健一が見たものは―人々の心が荒みきった30年後の日本であった。そこには思いがけない出会いも待っていて…。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840221931

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シリーズ作品

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みんなのレビュー

  • Humbaba
    2016/05/28
    すべてを救う事ができない以上、犠牲が生まれることは避けられない。そして、その選別によって誰が生き、誰が死ぬかを決定する以上完全な正解など存在し得ないのだろう。それでも、自分たちで判断を下して自分たちがどれだけの犠牲の上で生活を送っているかを知ることは大切なことだろう。
  • Humbaba
    2025/09/06
    そこに住む人の胃袋を満たすほどの食料が供給できない。そのような状況で各人が争い合えば、社会は一層混乱してしまう。だからこそ秩序を乱さないことを重要視するとともに、そこから外れた人を排除していく。効率という意味では最も有効な手段かもしれないが、人口を支えられる食料が少なくなればなるほど、選別の条件は厳しいものとなり、本来問題にならないものを問題としてえも人を減らす必要が生じてしまう。
  • ゲシャン
    2013/11/13
    今回の荒廃した世界は未来。穀死病によって世界中の穀物がほとんど育たなくなって元々自給率の低かった日本は悲惨なことになってるっていう展開。主人公たちのやったことは心情的には物凄く正しいと思うんだけど、仮初で裏でどんな酷いことが起きているとはいえ成立している社会基盤を崩壊させるってことになるので、この話のあとは更なる混乱が待ってるんじゃないかと思うのだけど、このシリーズってその辺はいつも投げやりなのでちょっと残念
  • Humbaba
    2012/08/14
    食料が足りない状況で弱肉強食の世界にしないためには,強烈な支配が必要である.そして,それを維持していくためには,もっともらしい理論が必要になる.他人と違う.それが些細な事であっても,違いがあるというだけで開くとして人数を減らしていくことこそが,全体を秩序立てて生き残らせらせる唯一の術なのかもしれない.
  • ゴジラ 芹沢
    2014/03/22
     ペスト→黒死病→穀死病という言葉遊びで生み出された思われる名称主人公がやったことは、確かにギリギリで維持してきた治安を即時崩壊させてしまうものだろう。しかし時期に治安は崩壊してしまうならまだ、人々の心に人を人と思う心が残っている間に……つまり間違いは早く正した方がいい。 たぶん作者はそんなことを伝えたかっただろうと思った。 読んだ後にマンデラ氏の自由は後退しないという発言を思い出した。