Ｕｎｎａｍｅｄ Ｍｅｍｏｒｙ ５ 祈りへと至る沈黙
発売日 ：
2020/06/17
ついに明かされる呪いの真実――名もなき物語に無二の思いが刻まれる第五巻
「お前が欲しい。だから結婚を申しこんでいる」
「……は？」
オスカーの呪いを解いたティナーシャは自国に戻り、魔法大国・トゥルダールの女王として即位した。別々の道を歩み始めた二人の決意とは――。そして、呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れる。
明かされる呪いの真実、過去へ時を巻き戻す魔法球の存在。名もなき物語に無二の思いが刻まれる第五巻。
「……は？」
オスカーの呪いを解いたティナーシャは自国に戻り、魔法大国・トゥルダールの女王として即位した。別々の道を歩み始めた二人の決意とは――。そして、呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れる。
明かされる呪いの真実、過去へ時を巻き戻す魔法球の存在。名もなき物語に無二の思いが刻まれる第五巻。
- レーベル： 電撃の新文芸
- 定価： 1430円（本体1300円＋税）
- ISBN： 9784049128048
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みんなのレビュー
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オセロ2025/04/2655いや〜今回も面白過ぎですよ。 ティナーシャの想いがオスカーに届いてたんだと思うと感激です。 その後、トゥルダールに関する苗床事件やファルサスが巻き込まれたセザルとの戦争。全てではないけれど、様々な出来事が裏で繋がっているという構成は読んでて飽きないうえに、困難を乗り越える度に2人の仲がどんどん近づいているのが実感できるのもいいですね。そしてオスカーに呪いをかけた「沈黙の魔女」の正体などの怒涛の伏線回収に鳥肌が止まらない。その一方で、本格的に動き出したヴァルトの狙いは…。続きも楽しみです！
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よっち2020/06/1545オスカーの呪いを解いて魔法大国・トゥルダールの女王として即位したティナーシャ。そして呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れ、オスカーにかけられた呪いの真実が明らかになる第五弾。王としての立場を忘れない前途多難な二人の即位後の展開にはおおっ！ってなりましたけど、とはいえあの二人があっさり幸せになれるはずもなく、次々と襲い掛かる災厄に立ち向かう怒涛の展開を乗り越えて、ともにあろうとする二人の最凶カップルっぷりが際立っていましたね（苦笑）いろんな意味で規格外な二人がどんな結末を迎えるのか続巻に期待。
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Yukiko Yosuke2025/04/2030ネタバレあり改竄された世界の2人は新たな道を歩み始めた。ついつい前の2人をもう一度見たいと思ってしまうが、呪いを解呪し、トゥルダールの女王として1年だけ即位する決断をしたティナーシャに、すぐさま求婚したオスカーと少しずつ気持ちを寄せ合っていく姿にも心打たれる。禁呪を用いて戦端を開いたセザルをオスカーと共に討ち果たし、トラヴィスの依頼で最上位魔族を討ち果たし、でもぼろぼろになるティナーシャが不憫…。ようやくオスカーの母の死の謎、魔道具エルテリアの存在、この世界の構造らしきものが判明し、新たな謎も呼ぶ。次も楽しみ。
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わたー2020/06/1824★★★★★これまで巻を重ねる度に感情を揺さぶられ続けた本シリーズも5巻目。本編を語る前にこれだけは言わせてほしい。表紙がエモすぎる。穏やかな表情のオスカーと、彼に体を預けて眠るティナーシャ。これまでの道程を考えると、それはまさに奇跡と言っていいほどの一幕で、当然、私の心を撃ち抜いた。ACT1の彼女を彷彿とさせる黒猫の置物も実にいい。続いて口絵。ACT2の彼の口から出たとは思えない台詞が添えられていたので、ティラノ先生いい加減にしろよダマサレナイゾと思ったのだが…まさか…まさか…最初からクライマックスとは…
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しぇん2023/12/2823完結まで後一巻。沈黙の魔女も遂に登場と母親の謎も明かされて、物語の謎は大分減ってきた感じですね。上位魔族との揉め事が後半のメインでしたが、あんなのが十二人もいたとは驚きでした。最後はヴァルトとの決着ですかね。でも、小物すぎてラスボスとも思えませんが
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