一角獣は楽園にまどろむ ドラゴンギルド
発売日 :
2017/03/01
不完全な黒竜×半魔物の第四王子――孤独な心を癒やすのは……。
庶子であることを原因に冷遇されて育ったアルカナ帝国第4王子のリシュリーは、幼少期に出会った小さな魔物との再会を夢見てきた。そんな中、突如帝都に現れた黒竜に攫われてしまう。自身を攫った黒竜・ファウストがあの時の魔物だと気づいたリシュリーは再会を喜ぶが、ファウストに「発情した」と迫られ疼いた体を慰め合った。宮殿に戻った後、リシュリーは謎の高熱に倒れ体にとある異変が現れる。その変化を見た皇帝に、ドラゴンギルドへの隔離を命じられてしまい……。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041052778
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みんなのレビュー
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honoka2017/03/0550ネタバレあり【ドラゴンギルドシリーズ4】雷竜ファウスト×一角獣リシュリー(人間と一角獣のダブル)。うわ〜ん!良かったよ〜!リシュリーの出生の話に滝涙。王の情愛と母の愛情に包まれていて本当に良かった。ファウストがリシュリー命!なのもどんどん自分の意思が芽生えていくのもえがった〜。「おまえは俺のものだ」好きな相手から言われたら殺し文句だね。他の竜カプもたくさん絡んでくるのもシリーズものの醍醐味。新しい卵も見つかったしもっともっとこのシリーズが続きますように★沖さん絵眼福
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たべもも2017/03/0945ネタバレあり★★★★★。シリーズ4。ギルドに属さない黒竜・ファウスト×帝国第4王子・リシュリーのお話。母親が違う事から宮殿内で蔑まれてきたリシュリーは幼い頃に会ったファウストと再会後、体が変容して王からドラゴンギルドへの隔離を言い渡される。ギルドではお馴染みの竜やバトラー達がワチャワチャしていてやっぱり楽しい♪リシュリーが一人頑張る謎の追究も展開のテンポが良い。終盤の研究所での決着、父王との会話に涙…。新しい弟竜への兄竜の優しさも最高!シリーズで一番エロは薄いですが勤勉な雷竜が大好きです!卵の孵るところが読みたい~‼
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パラ野2017/03/1531ネタバレありシリーズ4作目。キメラの黒い竜ファウスト×帝国の第4王子リシュリー。今まで帝国の権力から遠く離れた人たちが作り上げてきた物語が積み重なって、その中枢にいる人たちもままならない生を送っているんだなとしみじみ。突然一角獣になって自分が誰だか見失ったリシュリーと、自分が何だかわからないファウストが逢瀬を重ねるたびに、ファウストが感情を表に出していく姿が良かった。他のキャラクター達も健在で、ドラゴンギルドも大所帯になりました。今回は濡れ場が少なく、謎解き部分が多かったです。魔物の生きる意志がすごい。
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卯月2017/04/2926安定の面白さ!安心して読めるシリーズですね。華奢で可憐だけど、芯の通った強さを持つ受けちゃんたちが愛おしい。まだイラストになっていない竜たちも、いつか沖先生に描いてほしいな。個人的に是非メインで読みたい子がいるのだけれど、叶う日が来るのかドキドキです(笑)
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のこ2017/07/1725ドラゴンギルドシリーズ4作目。受けはアルカナ帝国第四王子リシュリーで、一角獣の母の血を受け継ぐハーフ。攻めは軍部の陰謀により手が加えられてしまったキメラ竜で、新種の雷竜ヴォルドとして覚醒するファウスト。このシリーズ、回を重ねるごとに前回よりさらに面白くなっていく。今回はアルカナ大帝が重要なポジションで登場しつつ立ち位置が中途半端。作者様は立派な統治者としてこの人の根っこの所を善として描こうとしたのだろうが、未来を担う兄王子達への教育もなってないし、軍部の暴走を止められない時点で統治者として無能でしょ?
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