魔法少女とラブコメとちぐはぐスクランブル
発売日 :
2020/03/30
シリーズ累計480万部「賢者の孫」の著者が贈る新感覚バトルラブコメ!
香月麻衣は幼なじみ三人と楽しい高校生活を送っていた……はずが、ある日「ネル」と名乗るぬいぐるみ(?)に暗黒生命体『ギデオン』を倒す魔法少女に選ばれてしまう!! 麻衣は幼なじみたちにバレないように、女子高校生と魔法少女をかけ持ちすることに。そんな中、「魔法少女アリーサ」と名乗る人物が現れ、共に戦うことになるのだが……その少女は弟のクラスメイト亜理紗だった!! 突然のことに戸惑っていると忍者姿の男の子も現れて……。
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784047360297
ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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わたー2020/03/3014★★★☆☆まさか、キミラノの試し読みで1巻丸々読めるとは思わなかった。 魔法少女にNINJAに女王様。なんでもありなヒーロー物。ただ、タイトルの「ラブコメ」要素が薄い。両片想いは好物なのだが、もっとラブコメしてくれないと、良さが伝わってこない。また、続刊前提の構成は正直言ってマイナスだし、この巻だけで見ると、要素を詰め込みすぎてパンク気味なのもどうかと思う。唯一よかったのは、マイとアリサの百合百合した描写だったので、もっと誌面をくれてもいいんですよ。
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kenitirokikuti2020/04/098魔法少女物件:「なろう」の作家で、マンガ化・TVアニメ化した『賢者の孫』シリーズを持っている。本作はあとがきによると、現代ものとして思いついたものだが、「魔法少女」自体はほとんど知らないそうな。そういうのも珍しいねェ…。「現代もの」といいつつ、「銀河警察」という設定がかぶさっている。現地の適合者に変身パワーを与えるのだけど、ヒロインちゃんはニチアサのイメージを持ってたので「魔法少女」になった、てな設定。他にニンジャとSM女王様が登場、この2人は覆面なので顔バレがない。
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真白優樹2020/04/017幼馴染三人と楽しく日常を過ごす平凡な少女が、突然魔法少女となり非日常に巻き込まれる物語。―――ちぐはぐで迷走するのが我が青春、だけどこれが日常だから。 魔法少女の周りにいるのは忍者に女王様、その正体は知らないけれど実は彼彼女な予感。そんな何でもあり、まるで玩具箱をひっくり返したかのような物語であり、現代日本を舞台に繰り広げられる錯綜して迷走するドタバタだらけの日常が楽しめる、何も考えず読めてとても良い物語である。伏線と波乱の萌芽が日常の中にばらまかれる中、この日常の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。
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TERU2020/06/304『賢者の孫』著者の新作。 魔法少女ものにすれ違い系の恋愛をミックスしたラブコメ作品。 学生魔法少女の苦悩、日常ですれ違ってしまう恋愛模様を重くならずライトに描いている。 そこに加わる忍者・SM女王様など枠に捕らわれない作品。
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コオロ2023/08/102「何にでもなれるパワーを使ったらたまたま魔法少女になった」という建前の、たまに見かける脱法魔法少女もの。魔法少女ものですとあとがきで言っているけど、男女仲良し四人組の四角関係などどちらかといえば少女漫画がベースっぽい。あとがきを真に受けるなら、魔法少女はほとんど見ないので妄想と想像で書いたそうだが、なるほど、大きなお友達向けの魔法少女パロディコントをずっと受動喫煙し続けてきたオタクくんが書いたような味わいのある小説です。
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