香港シェヘラザード 下 花の奸

発売日 : 2020/02/15
外交官の秋穂と黒道の立花、二人は出会うべきではなかった。けれど。
秋穂は警察庁の木内と協力して、誘拐された蓮子の手がかりを探す。その裏で黒道幹部である立花の、香港黒社会を揺るがす計画が進んでいた。蓮子救出のため、秋穂は黒道に立ち向かう――ラブ・サスペンス緊迫の下巻!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040734729

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    神様との花嫁契約を破棄!? 生贄乙女と龍神様の、溺愛すれ違い婚礼語り。
    唐澤和希 (著者) / 桜花舞 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    「白芳国の華」と呼ばれた公主は一度死に、仙になった
    秋良 知佐 (著者) / 七原しえ (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 青薔薇アンティークの小公女 5
    青薔薇アンティークの小公女 5
    妖精公爵家の因習がローザを襲う―― 人気シリーズ、堂々の完結巻!
    道草家守 (著者) / 沙月 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    誇り高い男装姫と、宿敵の美しき鬼。甘く、切ない、極上の和風ロマンス。
    日部星花 (著者) / 氷堂れん (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    家賃2万円の京町家。三食付き。同居人は紳士的な「パンダさん」
    麦野 ほなみ (著者) / しらまめ (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • あさうみ
    2020/02/16
    好感もっていたキャラが…とショックな読み始め下巻ですが、楽しみました。そういう策略か、と納得。チェス盤の上で上手く駒を進めている立花が最後どのような局面をみせるのか…。秋穂との関係も気になるところ。続き、また本で読めると嬉しいな。
  • よっち
    2020/04/22
    同僚の木内たちと協力して、誘拐された蓮子の行方を追う 新人外交官の秋穂。そんななか、七海幇当主の三男である月龍の屋敷が突然襲撃される下巻。捜査過程で蓮子に繋がる手がかりを得たものの、救出を目前にして彼女を保護しそこなってしまう秋穂たち。事態が急展開を迎える中で、秋穂が立花に会いに行く決断をしたことが事件としても物語としても大きな転機に繋がりましたかね。彼女を取り戻せるのか緊迫した状況での劇的な救出劇でしたけど、救われたから万事解決ではないのがまたほろ苦かったですね…。立花と秋穂の関係も気になるところです。
  • 黒ごま
    2020/10/23
    ネタバレあり
    再読でも夢中になって読んでしまう。派手に動きのある下巻。清廉な日本の公務員と香港マフィアの幹部の間に何か始まっちゃう。何か。何だとしても始まったらいかん関係なのだが。男の方が先にそれを始めてワクワクしてるようなのを腹心の部下が気づいてるの好き。恋愛脳で読んでなかったらこの局面で急になに言ってるんだって思うような。前回読んだ時はわりとそうだった。でもそういう唐突さも頭切れる人の誤作動っぽくて好きかも。続き出ないかな。
  • がんも
    2020/03/09
    一気読みでした、上巻の感想でも書いた通り、ジャケと題名に惹かれて何気なく購入したのですが、大当たりの面白さでした、息を吐かせぬ展開、登場人物も全てしっかりと立っていて、面白かったです。この作家さんのデビュー作みたいですがかなり完成度が高いと思いました、他の方の感想を読むと続編があるようですね、新人外交官の秋穂の活躍、立花とのその後も是非読んでみたいです!
  • 黒ごま
    2020/02/29
    ネタバレあり
    駆け出しの外交官と香港裏社会の男。邦人女性の拉致事件を巡って出会うふたり。まだ若い彼女が仕事の中で己の甘さを知る度に変わっていく様子が眩しい。それぞれの世界に違う正義があるとわかった上で、怒りを表明し、弱さを認め、強さを願い、何をどうしても諦めない。猫の仔が毛を逆立てるのをいなす程度だった男が成長しつつある彼女に執着し始めちゃうとこはすごく良かった。ラブサスペンスということで期待したラブは始まりそうでなかなか始まらず。だがそこが良い。これからどうなるのか知りたい。続きを下さい。