香港シェヘラザード 下 花の奸

発売日 : 2020/02/15
外交官の秋穂と黒道の立花、二人は出会うべきではなかった。けれど。
秋穂は警察庁の木内と協力して、誘拐された蓮子の手がかりを探す。その裏で黒道幹部である立花の、香港黒社会を揺るがす計画が進んでいた。蓮子救出のため、秋穂は黒道に立ち向かう――ラブ・サスペンス緊迫の下巻!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040734729

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みんなのレビュー

  • あさうみ
    2020/02/16
    好感もっていたキャラが…とショックな読み始め下巻ですが、楽しみました。そういう策略か、と納得。チェス盤の上で上手く駒を進めている立花が最後どのような局面をみせるのか…。秋穂との関係も気になるところ。続き、また本で読めると嬉しいな。
  • よっち
    2020/04/22
    同僚の木内たちと協力して、誘拐された蓮子の行方を追う 新人外交官の秋穂。そんななか、七海幇当主の三男である月龍の屋敷が突然襲撃される下巻。捜査過程で蓮子に繋がる手がかりを得たものの、救出を目前にして彼女を保護しそこなってしまう秋穂たち。事態が急展開を迎える中で、秋穂が立花に会いに行く決断をしたことが事件としても物語としても大きな転機に繋がりましたかね。彼女を取り戻せるのか緊迫した状況での劇的な救出劇でしたけど、救われたから万事解決ではないのがまたほろ苦かったですね…。立花と秋穂の関係も気になるところです。
  • 黒ごま
    2020/10/23
    ネタバレあり
    再読でも夢中になって読んでしまう。派手に動きのある下巻。清廉な日本の公務員と香港マフィアの幹部の間に何か始まっちゃう。何か。何だとしても始まったらいかん関係なのだが。男の方が先にそれを始めてワクワクしてるようなのを腹心の部下が気づいてるの好き。恋愛脳で読んでなかったらこの局面で急になに言ってるんだって思うような。前回読んだ時はわりとそうだった。でもそういう唐突さも頭切れる人の誤作動っぽくて好きかも。続き出ないかな。
  • がんも
    2020/03/09
    一気読みでした、上巻の感想でも書いた通り、ジャケと題名に惹かれて何気なく購入したのですが、大当たりの面白さでした、息を吐かせぬ展開、登場人物も全てしっかりと立っていて、面白かったです。この作家さんのデビュー作みたいですがかなり完成度が高いと思いました、他の方の感想を読むと続編があるようですね、新人外交官の秋穂の活躍、立花とのその後も是非読んでみたいです!
  • 黒ごま
    2020/02/29
    ネタバレあり
    駆け出しの外交官と香港裏社会の男。邦人女性の拉致事件を巡って出会うふたり。まだ若い彼女が仕事の中で己の甘さを知る度に変わっていく様子が眩しい。それぞれの世界に違う正義があるとわかった上で、怒りを表明し、弱さを認め、強さを願い、何をどうしても諦めない。猫の仔が毛を逆立てるのをいなす程度だった男が成長しつつある彼女に執着し始めちゃうとこはすごく良かった。ラブサスペンスということで期待したラブは始まりそうでなかなか始まらず。だがそこが良い。これからどうなるのか知りたい。続きを下さい。