規格外の錬銀術師、最凶吸血鬼の始祖となる~~ 蒼はアルケミスト学園と踊らない

発売日 : 2019/12/10
錬銀術師――それは人類を滅ぼす吸血鬼に立ち向かう最後の希望
人類と吸血鬼による闘争に終止符を打つ存在──銀のアルケミスト。伝説の錬金術を操ることになる少年ハギオは、養成学校に通いながらも、いまだ目覚めぬ錬『銀』術を秘めた一人の学生だった。
 授業ではトップクラスの錬金術の遣い手ながら、『領域』と呼ばれる固有の能力が開花しないハギオは、ある日、街で純血吸血鬼の美少女、九炉と出会う。人類に恨みを持っている彼女と、吸血鬼に家族を殺されたハギオは、やがてお互いの立場を理解し始めるが──。
 ハギオの錬銀術を巡り、錬金術師集団『薔薇十字団』と伝説の吸血鬼一族が鎬を削る、ブラッドバトルファンタジー!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049125610

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2020/02/08
    ★★ 世界観や設定がかなり凝っているので読み進めるのにかなり苦労した今作。個人的に場面場面の繋ぎが唐突で不自然に感じられることが多々あり、また回想場面が途中途中で挟まれるので少し読みにくいかなと。ただ、前述の通り設定がかなり練り込まれている作品なので、そういった作品が好きな人にはある程度刺さるのではないだろうか。伏線も割と未回収のままだし続刊前提の刊行なのかな?それにしても表紙にいる明らかにメインヒロイン格の黒髪美少女の出番がほとんど用意されていなくて驚いた…(苦笑)
  • nishiyan
    2019/12/19
    人類と吸血鬼が共存する世界。クルーエルと呼ばれる人を襲う吸血鬼から人々を守るアルケミスト養成学校に通うハギオと人を憎む純血吸血鬼の九炉が出会ったことから始まるバトルファンタジー。現在と過去が交錯する作りはやや読むのに手こずる。ハギオが直面する問題の数々は重く、彼にここまで背負わせて良いのだろうかと思うぐらい。ヒロインは九炉になるのだろうが本巻では同級生の七瀬の出番が多く、サイコパス呼ばわりされているのは気の毒な感じ。1巻でここまで設定を詰め込むと読むのが少し辛いかな。次巻がどうなるのか気になるところ。
  • HANA
    2020/03/03
    吸血鬼が普通にいる世界の話。設定詰込みまくりでなかなか読み応えはある内容。どこを軸にするかで今後の展開が大きく変わりそうな雰囲気があったので今後続いて欲しいところ。
  • 真白優樹
    2019/12/12
    人類と吸血鬼の闘争が続く世界で、最上級の成績を収めながらも固有能力に目覚めぬ少年が、人を憎む吸血鬼の少女と出会い始まる物語。―――蒼と銀、重なり交わり目覚めるは災厄の力。 世に拗ねた少年を取り囲むは彼を案ずる魅力的な仲間達、然しその身に封じられしは災厄を齎す魔の力。たった一人の少年を巡り大人達がぶつかり合い血が舞い踊る、生臭い戦いが見所である物語であり、母親の真実に直面した少年が少しだけ成長する、芯に面白さを秘めた物語である。仮初の平和を得るも爆弾を抱えた少年の次の日常とは。 次巻も須らく期待である。
  • みやしん
    2019/12/25
    表紙とタイトルからよくあるハーレムバトルラノベと思っていたらその判断は甘く、今時珍しいハード路線。脇役も含めて女性よりも男性の方が人数が多めでしかもクールキャラ揃い。メインどころの出生演出や特殊能力を漢字で表したり吸血鬼と社会への混じり具合などラノベの要素は満たしているが、主・副タイトルとピンナップで飛び込むパ○ツで頭を抱えた。良くも悪くも滅茶苦茶なスピード感&登場人物の登場バランスで、主人公を中心とした群像劇とも言えるが、一読しただけではヒロインを含め誰が何でどうなったか認識が追いつかない。