おとぎ草子、よろずお届け処 従となるは美しき犬神
発売日 :
2019/12/13
「今日から僕は、あなたの従者です」犬神が押しかけ従者になりまして。
父が失踪し、母は倒れ、どん底の年末を迎えた桃華。さらに父の経営する「よろずお届け処」は、あやかし相手の運送会社だった。残務処理を手伝う桃華はあやかしに襲われて、成り行きで犬神と契約することに!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040734309
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ダージリン2019/12/2134ネタバレあり桃太郎の末裔であるヒロインが、父親の失踪を機に「よろずお届け処」継ぐことになって、何も知らされていなくて、全て手探り状態でした。そんな中、「従者」と契約を結んだりとなかなか読ませる展開で面白かったです! 「犬」も「雉」も「猿」もそれぞれキャラが立っていて良いです。もちろん、続きがあると嬉しいです!!
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よっしー2022/09/1818タイトルにひかれて手に取りました。桃太郎の末裔が、かつて退治した鬼や妖との関係改善を求めて、お届け処を運営するお話でした。親子や兄弟の確執が紐解かれて、最後は大団円。サクッと読めるのが良いですね。 少し気になるのが、「犬神」の存在。畠中さんのしゃばけシリーズの印象が強いだけに、そんな面倒な妖なのでしょうか?
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にゃうぴょん2020/03/1612桃太郎の末裔がお届け処をしているのが意外で面白いと思いました。犬、雉、猿のキャラが個性的でした。犬神の藤崎さんはマメで献身的に見えてちょっと扱いづらいというか面倒な気もするけど、桃華さんはこれからいい関係を築いていけそうな気がしました。
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ぷに丸2019/12/298設定、キャラクターともにとても好みでした。ヒロインの桃華の懸命な姿にもとても好感が持てました。彼らの今後の活躍も見てみたいので続編を心待ちにしています。
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ミド2022/09/087この作者さんのいつもの話とは違いすぎてなかなか話に馴染めなかった。乙女ゲーのノベライズかと思った。桃太郎ベースのあやかし話。3人の従者がどれも好みのタイプではないので(強いていえば雉?)キャラがうまくはまれば面白くなるかなあ。犬神といえば子供の頃、不用意に物語に使ったらいけないという警告を読んだことがあるような気がするけど……ウルフガイだったかな?
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