音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション

発売日 : 2019/12/01
響け、僕らの存在証明――! 角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞作!
「バンドのメンバーになって、俺と駆け落ちしてくれ!」
引きこもりでベースを弾くことだけが支えだった僕、鈴谷陸の日常は、明るくて強引なボーカル・カズの言葉で一変した。
まるで熱風にさらわれるように、彼や初めてできたバンド仲間と奏でる音楽は、僕をまだ知らなかった新しい世界に連れていくけれど……
夏ロックフェス出場を目指す僕らに、トラブルの予感!?
第17回角川ビーンズ小説賞〈奨励賞〉&〈読者賞〉W受賞作!

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みんなのレビュー

  • 黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
    2019/12/14
    ネタバレあり
    【鈴谷くんがメンバーとして欲しい。だからーーークライズシンドロームと、駆け落ちしてくれませんか(カズ)】バンドもの。引きこもりの陸をカズがバンドのメンバーとして強引に引き入れたことで陸の世界が一変。音に敏感で普通のことができなかった陸がカズや順、陽たちの触れ合いを経て一皮剥ける成長が微笑ましく、カズのパーソナルスペースが狭いため陸と腐を連想させるやりとりが腐男子的に萌えた💕てか、陸の母に完璧に2人の仲を誤解されているのが美味しい💕大事な場面でトラブルがあるけどバンドメンバーの絆の深さが眩しい✨
  • 彩灯尋
    2023/07/10
    音に過敏な主人公が素敵なバンドに出会う話。BLっぽいBLではない友情ものが大好きなのでこの作品はとても面白かった。ストーリーに惹き込まれ、みんなと一緒に鳥肌を立たせながら楽しめた。みんなのキャラクターがしっかりしているのも入り込める要素になっていたと思う。
  • シャルル
    2022/10/22
    読み放題。再読。
  • シャルル
    2022/03/05
    ネタバレあり
    コミュ障かつ引きこもりな主人公・陸が、明るく強引なボーカル・カズのバンドに加入。そこからベーシスト、人間としても成長し、世界が広がっていく物語。感動したし、面白かったです。ライブのように、物語の渦に読者を引き込ませるような話で、陸くんの一喜一憂に共感しつつ読むました。他の登場人物達もみないい人で(嫌みな人もいるにはいますが)世界全体が温く心地よかったですし、毒親っぽかったお母さんも(盛大に勘違いしてるけど)陸くんのことを認めてくれて良かったです。暑い夏を一気に駆け抜けるような、爽やか青春ストーリーでした。
  • のあ
    2020/01/28
    ネタバレあり
    紙本で読了。勢いがあって面白かった。既視感バリバリのバンド青春もの。ジュニア、ティーンズ向け。 賞の名前で作品を売るのはやめた方がいいと思うけど、作者さんの文章はさっぱりしてて好み。それでいてBLぽくなる展開もあるけど、未満で終わるこの関係がやっぱりたまらない。自分の好みが出るなあ。腐妄想の余地を残してくれる良作。