幻想のシャコンヌ
発売日 :
2002/03/01
神よ、どうか僕の音楽をあの高みまで招いてください──。
イタリアに戻った悠季はエミリオ先生から突然、わずか一ヶ月半の間に開催される三つのコンコルソ(コンクール)に出場して、全てで金を取るようにと至上命令を出されてしまう。圭には禁欲宣言をして早速猛レッスンを始める悠季だったが、課題曲であるバロック音楽の名作『シャコンヌ』が理解できず、苦しむことに……!
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 482円(本体438円+税)
- ISBN: 9784044346379
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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美雀(みすず)2017/02/1836ネタバレありバロック音楽などは音楽史にあまり書かれていることが少ないような(気がした?)と思っていたので、少しだけ分かった気がする。バカンスは日本ではない習慣ですが、心身共にリフレッシュ出来るんでしょうね。圭の意外な行動と何となくそれを手助けするエミリオ先生一家にホッコリしました。
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rabbit2018/03/2919ネタバレあり第4部4作目、エミリオ先生からコンクール出場命令が出る。先生とのレッスンで「バロック芸術」をつかむ課題に悠季は悩まされ、文献での知識でしか自分にはなかったと知る。悠季はバロック美術や建築を間近に見て感じる事でシャコンヌを自分の物にしていく 過程がとっても好きでした。圭が言うように色々な経験をする事により、自分のアンテナが広がり、それが音楽の表現にも繋がって行く素晴らしさが全面に出ていて面白かったです。
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ハル2021/10/0418ネタバレありシリーズ⑲第四部❹ コンクールをたて続けて挑戦する事になり、またまた圭と会えない日が続く…かと思いきやバロック芸術を勉強する為出掛けた悠季のあとを追うように圭が現れたのにはビックリ😳結局はなんだかんだ言っても離れていられないんだね😅しまいには別荘地にまで…その別荘地で悠季は痴漢されちゃうってハプニング(カルロの悪戯)つきwエミリオの助言と自らの感性でまたひとつ成長する悠季。でも少し順調すぎて大きな落とし穴が待ってる気がして。圭との関係も…怖いよ。圭のBDで酔っ払った悠季が素直ですごく可愛かった💓
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雨蛙2017/10/239第4部-4。日本へ一時帰国中していた悠季に3つのコンクール参加が用意されていた。時間が無く焦る悠季はまたしばらく会えなくなる事を圭に伝える。ロスマッティから与えられた課題の報告にバカンス先の別荘へ向かった悠季。そして今までからは考えられないような行動をとった圭。流石に私もたまげた。
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ひなた*ぼっこ2020/06/138第四部の4、シリーズ21作目。フジミの定期演奏会を終えて戻ってきたらコンクールの予定がずらり。また自分の音探しに追い詰められる悠季を見るのかと思いきや、なぜか圭も一緒に居るし、実はコンクールとは名ばかりで。エミリオ先生らしいお茶目さでホッと気が抜けた。
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