前略、顔のない騎士と恋を始めます。
発売日 ：
2019/10/15
どんな過去があろうとも、惹かれる想いは止まらない!! お仕事ラブロマン
｢選ばれた十二席（ヘルヘニル・ツヴェルフ）｣の一人になる――。
その夢を抱き【仮面造形師】の試験を受けに王都へとやってきたイルゼは、そこで漆黒の仮面をつけた寡黙な騎士ヴィンセントと出会う。
“顔のない騎士”と揶揄され、素顔に醜い傷と凄惨な過去を負う彼に、たまらなく惹かれていくイルゼ。
だが仮面を作らせてほしいと頼むも｢お前とは関わりたくない｣と一刀両断され!?
その夢を抱き【仮面造形師】の試験を受けに王都へとやってきたイルゼは、そこで漆黒の仮面をつけた寡黙な騎士ヴィンセントと出会う。
“顔のない騎士”と揶揄され、素顔に醜い傷と凄惨な過去を負う彼に、たまらなく惹かれていくイルゼ。
だが仮面を作らせてほしいと頼むも｢お前とは関わりたくない｣と一刀両断され!?
- レーベル： ビーズログ文庫
- 定価： 726円（本体660円＋税）
- ISBN： 9784047358294
ビーズログ文庫の新刊
みんなのレビュー
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本夜見2020/02/0425ネタバレあり亡き父と同じ仮面造形師を目指すイルゼ。王都で試験を受けるには、同じ属性の魔術師の仮面を製作しなくてはならない。しかし彼女と同じ属性の魔術師は居ないという。王都に来てすぐに助けてくれた寡黙な騎士・ヴィクトールが白属性の魔術師だった事を知った彼女は協力を願うが、すげなく断られてしまう。彼の起こした事故が父親のミスと知るが、信じられない彼女は事故を調べ直す。そして真実を探り当てたが…… 足ながおじさん風？『恋を始めます』と言う程には始まってなく謎解きがメイン。回収されてない伏線が残ってるので、続編あるのかな？
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でんか2019/10/1921ふつうにおもしろかったです。魔術を使うための仮面を作る仮面造形士を目指し都へやって来たヒロイン。そこで仮面を身にまとう騎士と巡り合う、てな始まり。騎士が以前魔術師であったり、父親の事故にかかわりがあったりと次々明らかになっていく。次々起こっていく新たな展開に惹きこまれて読みました。出てくるキャラも魅力的な造形。オリジナル設定が入っていてもスイスイ読め、確かな文章力のある方とお見受けしました。受賞作との事なので、今後が楽しみな作家さん。続編があればぜひ読みたい。
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てんぴよ2019/10/152読んでびっくり！デビュー作とは思えない文章力！！ ヒロインがその時その時の自分で出来るベストを尽くそうと努力するのが良かったです。 古き良き時代のコ◯ルト文庫作品を思い出しました。 まだ解き明かされてない謎もあるので続きの構想もあるのだと思ってますが・・・どうなんでしょう？ ぜひ合法猫ドーピングで続編も執筆〜出版して欲しいです。
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夜野2019/10/142新人賞デビュー作品だけど文章は読みやすかった。顔の正面に大きな傷のあるヒーローが珍しい。心と体に傷をもったヒーローと、手探りで信頼関係を築いていくのが良かった。けどあらすじの仮面作りが職人のお仕事風では無くて、魔法使いのような描写だったのは期待と違った。手紙の差出人の正体や過去の事故の真相はおおむね予想通りだったけど、最後の作者のあとがきが面白かった。
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久里2020/02/251ネタバレあり仮面造形師になるという夢を追いかけるヒロイン×凄惨な過去を持つ麗しの仮面騎士。主人公は試験を受けるため王都へやってきたが、珍しい白適性である為に同じ適性の魔術師探しをするところから始めなければならない。必死に白の魔術師を探す内に、自分が不良に絡まれているところから救ってくれた仮面の騎士が実は昔に白の魔術師として活躍していたことを知る。がしかし、イルゼがいくら頼み込んでも彼は頑なに彼女を突っぱねるばかりで協力してくれず……。
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