彼女が俺を暗殺しようとしている

発売日 : 2019/09/10
待ちに待った初デートの日、俺は――彼女の愛は殺意だと知った。
「あのね。私とつきあってくれる?」
 美少女に告白された。ヤンキーに絡まれがちな日常から抜け出すため、元お嬢様校である杏子ヶ丘学園高等部に進学した俺は、ついに初彼女をゲットしたのだ。
 これで夢にまでみた幸せな高校生活が送れる、そう思っていたのに――
「ハルくんのことが好きだから。永遠に自分のものでいてほしいって、思うでしょ?」
 なぜ、俺は初デートで彼女に殺されかけているのだろう?
 衝撃の結末から目が離せない。これは、不器用なふたりの愛と殺意の物語。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784049127379

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2019/10/12
    ★ 厳つい容姿のせいで昔からヤンキーに絡まれる人生を送ってきた日並陽は、そんな日常から抜け出したいがために数年前までお嬢様高校だった名門杏子ヶ丘学園高等部に入学する。しかし、その容姿のせいで周りから敬遠される中、陽はある美少女と出会う。見覚えのない彼女は何故か初めから陽に親密に接してき始め何故か告白までされてしまう。しかし、彼女は何故か陽のことを殺そうと画策しているようで…ー タイトル買いした作品だったが思っていた内容と違いすぎて終始退屈に感じてしまった。とりあえず最初に言えることはヤンデレ物で→
  • アウル
    2019/09/22
    ネタバレあり
    元来のガタイのデカさ、目つきの悪さからヤンキーに絡まれていた主人公は逃げるように元お嬢様学校へと進学する。そこで出来た初めて出来た彼女に初デートで殺されかけて・・・な話。ハルと弥宵の最後のシーンは個人的に良かったんだけれどもそこまで行くのがページ数そこまでないのに何故かしんどく感じたな。最後にどんでん返しで「あっ」とさせたいんだろうけども展開に読めてしまったのでそこまでだったのが残念。
  • nawade
    2019/09/11
    ネタバレあり
    ★★★☆☆ 昔、刺しデレという言葉を流行らせた?ラノベがあったりしたが、愛のために相手を殺すという愛と殺意の物語。とはいえ、それをストレートに扱うのではなく捻った展開にもってきたのは好感触。ただ、コメディタッチに落とし込もうとしているのか担任や学校、警察の対応が酷すぎたのが非常に残念だ。現実味のある対応に落とし込めていればもっと楽しめたであろう。
  • 真白優樹
    2019/09/11
    ヤンキーから逃れる為、元お嬢様学校に進学した少年が初めてできた彼女から殺されそうになり始まる物語。―――殺意と愛は紙一重、一線を踏み越え待つは鮮血の結末。 誰にも渡したくない、だからこそ殺す。紙一重の殺意と悍ましい程に純粋な愛が交錯する中を謎解きで煮詰めたようなこの物語。 暗殺しようとしている彼女は誰か。その真実と彼女の想いが明らかとなった時、驚くような読後感が味わえるかもしれぬ物語である。一時だけ道の交わった彼女の想い。それを胸に抱え、少年は今度は迷わず一歩を踏み出す。 うん、とても面白かった。
  • 彩灯尋
    2022/02/11
    ネタバレあり
    主人公を邪険に扱う大人たちへの不快感が強すぎない??最後も結局…だし、もっと主人公が報われてほしかった。色々と散りばめてくれていたおかげで先の展開はわかりやすかった。ヤンデレが好きだからこう思ってしまうのかもしれないけど、少し物足りなさがあった。