86-エイティシックス- Ep.7 ミスト

発売日 : 2019/09/10
ひとときの休暇は、新たなる戦いの予感を連れて――〈盟約同盟〉編!
上位指揮官機〈無慈悲な女王〉。それは対レギオン戦争で守勢に立つ人類に与えられた“銀の弾丸”。『第86独立機動打撃群』の活躍で〈彼女〉の確保に成功した連邦・連合王国は、轡を並べる第三国「ヴァルト盟約同盟」にて、その解析と「尋問」を開始する。
 一方、大戦果を上げた者たちにも報奨が授与された。特別休暇。鉄と血にまみれた日々を、僅かひととき遥か遠くに置き、シンとレーナはじめ皆はそれぞれに羽を伸ばす。が、同時に《その二人以外のほぼ全員》はある思いを共にしていた。
 それは。“お前らいい加減、さっさとくっつけよ”
 もう一つの戦線がついに動く(!?)Ep.7!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784049127980

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みんなのレビュー

  • よっち
    2019/09/10
    シンたちの活躍でゼレーネ確保に成功した連邦・連合王国は、ヴァルト盟約同盟でその解析と尋問を開始。大戦果を上げた彼らには特別休暇が与えられ、もう一つの戦線がついに動く第七弾。今回はゼレーネ尋問と並行しての著者宣言のライト回ですよ...ライト回?初々しい自覚してないレーナとのやりとりが青春していて、悶たくなるくらい眩しかったですが、一転ふとしたことから迷走してゆくレーナに彼女たちは一言物申したくもなりますよね…(遠い目)かなり遠回りしながらもついにやってくれた結末でしたが、道のりはまだまだ遠そうですね(苦笑)
  • オセロ
    2021/07/08
    ネタバレあり
    〈レギオン〉の開発したぜレーネの脳を取り込んだ〈無慈悲な女王〉を捕獲したシン達は特別に与えられた休暇を過ごすことに。束の間の休暇を楽しむ傍らでシンとレーナの何とも焦れったいやり取りは擬かしいですね。そんなシンが-エイティシックス-達やヴィーカ、フレデリカの後押しを受けて、告白したレーナの返事がエモすぎでした。その一方でぜレーネから〈レギオン〉の停止方法を聞き出すことに成功したシン達の今後が楽しみです。
  • 芳樹
    2021/06/29
    ネタバレあり
    どうせ悲劇が襲いかかってくるんでしょ、と身構えながら読み進めましたがライト回でした。その一方〈無慈悲な女王〉から戦争終結に至る可能性が示唆される重要な回でもあります。でも!今回はラブコメです。戦場での『ラブロマンス』ではなくまさにラブコメ。近づいたり離れたり、周囲を巻き込んでシンとレーナの心が重なるまでが描かれます。そしてきっちりオチがついて、はて二人は恋人同士になったのか?と思わせる憎い演出がやっぱりラブコメ。こんなに甘い回で、次回とのギャップが激しいのでは?と不安になりますが、続きも楽しみです。
  • むっきゅー
    2019/09/22
    まるまる一冊、レーナとシンの告白ですね。連戦の疲れを癒すため、軍の配慮により、かつての皇帝の別荘(温泉)で休暇を楽しむ86の面々。そこで、みんなのお膳立てにより二人をくっつけるため、ラブがコメった展開で盛り上げる。今巻は、レーナの心情描写がこと細かく描かれ、シン達を虐げた母国の差別政策への負い目、シンと仲良くする同僚達、特に女性陣への嫉妬。とにかく独占欲の裏返しで一人取り残されることへの寂しさなど、乙女チックなお話でした。結局一回も戦わず、終始ラブコメしていたお二人でした。
  • なっぱaaua
    2021/10/07
    ネタバレあり
    噂に違わずマジでライト回だった。いつヒリヒリした展開になるか構えて待っていたけど全くそんな事はなかった。盟約同盟とか新装備の話もあるけど殆ど戦闘無し。無慈悲な女王からレギオン停止の条件が聞けたことだけは物語を進める1歩となる。シンとレーナが「好き」といえるかの1点のみを描いたEP.7。EP.1~3の時に感じていた胸糞感はどこに行ったのかと思う位平和。ラブコメか!拗らせか!という話が続きます。温泉、デート、枕投げ、肝試し、花火。表紙のとおりダンス。いやいやナニコレ。~続く~