まじなう柱に忍び侘べ 少年陰陽師

発売日 : 2019/10/01
都で、伊勢で、播磨で……命を賭した戦いの行方は? 〈厳霊編〉第5弾!
囚われた内親王・脩子の魂蟲を探す昌浩は、益荒から斎の魂が何者かに奪われたと知らされ伊勢に向かう。
対峙した黄泉の魔物が明かした「玉依姫」を狙う戦慄の理由とは?
時を同じくして、冥官の命をうけたもうひとりの陰陽師・榎リュウ斎が動き出した……!
「神を祈る、神に祈る。守り給え。守らせ給え。すべてを」
都で、伊勢で、播磨で。戦いにすべてを懸けた命たちが繋いだのは、一条の希望の光だった――。
〈厳霊編〉第5弾!

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みんなのレビュー

  • フキノトウ
    2020/02/20
    ネタバレあり
    唸りながら読んでいるこのシリーズにやっと光が。自称「すごい陰陽師」とのお別れはとても寂しいけれど、どこか晴れ晴れとした気持ちになれました。表紙にもいるけどイケメン過ぎて気づかなかった(笑)。敏次にも不穏な影が、やっぱり兄なの?
  • よっしー
    2020/04/17
    ネタバレあり
    少しは希望のある展開も出てきましたが、まだまだ内容が暗く重すぎました…。タイトルにも入っている「柱」。嫌な予想がしていましたが、案の定といいますか…。 昌親と昌浩のやり取りは、兄としての苦悩が溢れていて、切なくなりました。早く明るい話が読みたいです!!
  • かなで
    2019/10/07
    ネタバレあり
    救われる者と救われない者、その差はなんなのか。黄泉の入り口を塞ぐため、成親と共に封印する、その残酷な決断を実行したのは昌親。秘密主義の兄と弟に挟まれて一番辛い選択を弟にはさせなかった。それだけでも成親兄上の望みを叶えられたのだと思う。晴明に報告する昌親は言葉が出てこない。それを汲み取るじい様に泣いた。晴明の親友陰陽師は50年以上かけて罪を償った。冥官の部下は償いをすれば転生の輪に戻れる?でも、黄泉の軍勢に下った成親はそもそも夢殿に来れない? 最後は道反で不穏な感じ。比古も昌浩も道反へ。最後は道反での対決か
  • 神無月
    2019/10/05
    ネタバレあり
    ずっと前に読んでました。でもまだまとまらないのでもう一度読みます。 成親兄上・・・。 孫言うな!久しぶりな気がしました。 昌親の怒りがごもっともな気がしました。
  • 綾乃
    2019/10/21
    厳霊編第5弾。 今回も辛く悲しい話が続いたが、都、伊勢、播磨、夢殿それぞれで、命を懸けた陰陽師の活躍により戻った命、失われた命はあれど、僅かな希望の光が射す巻となったが。 唯我独尊の兄、秘密主義の弟に挟まれ、あまり目立たなかった昌親さんの悔しさ、やるせなさ、全てを負う覚悟。黄泉の扉を開けた陰陽師が成親さんであった事を知ったじい様の「ばか者」、全てまっとうし消えていった岦斎の最期が切なかった。 厳霊編も後一巻、出雲に巻き起こった不穏な空気を、今回射した僅かな光の希望が大きな希望の光となるよう願いたい。