華仙公主夜話 3 その麗人、後宮の禍を祓う

発売日 : 2019/09/14
仲間を捨て去り後宮へ侵入した明花。伯慶と共に最凶の黒幕へ挑む最終巻!!
最愛の紫旗の暗殺計画を知った明花は、花嫁となり後宮へ潜入。しかし紫旗は呪いで倒れ、明花の素性を知ってか「目の光る生き霊の仕業」と噂が飛び交い、窮地に立たされる――。凸凹コンビが最凶の敵へ挑む最終幕!!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784040733432

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みんなのレビュー

  • るぴん
    2021/02/21
    シリーズ完結巻。紫旗の暗殺計画を知り、宰相伯慶の婚約者のふりをして明花は後宮に潜入する。半仙の明花に対する仙人達の態度に終始ムカムカした!蔑みながらも自分達の利益のために明花に近づいた丹仲常の真の目的を知った時は、気持ち悪さに身の毛がよだった。暗殺計画の黒幕には驚いたし悲しかったけれど、この物語独特の仙人や半仙、仙境の在り方が生かされた最後だったなぁと思う。最後まで全く甘さはなかったけれど、お互いを相棒だと思っている明花と伯慶のコンビは楽しかった。やっと願いが叶った後日談もいい。
  • よっち
    2019/10/25
    次期皇帝・紫旗の暗殺計画を知った華仙公主・明花は、過ごし慣れた酒楼を離れることを決意。伯慶の婚約者として後宮へ潜入し、紫旗を救おうと奔走する第三弾。幽鬼の如く衛兵が蠢き、多数の仙道士らが横行する後宮で毒に倒れてしまう紫旗。彼らもまたそれぞれ窮地に陥る中、複雑な仙境との関係や親子の情も絡んで、苦境を打開する光明が見えない難しい展開でしたけど、仲がいいんだか悪いんだかよくわからない宰相の伯慶と華仙公主・明花の名コンビっぷりを最後まで楽しめました。エピローグもまたとても彼ららしい結末で、次回作も期待しています。
  • あゆみ
    2019/11/12
    ★★★★☆ 明花と伯慶の「よし、今だ。行け、犬!」「犬ではない!」というやり取りが好きだったこのシリーズ、無事に完結。
  • 真子
    2024/05/23
    ネタバレあり
    面白かった!仙人たちが謎すぎだけど。人間との間にもうけた子供を殺さないと里に帰れないなんて。。辛すぎる。自身の母のこともあるし、一緒に死んでしまいたかった気持ちもわかる。でも晩年を見ると、こんな日々があるなんて、頑張って良かったね! 初めての作家さんだったけど、好きなお話でした。
  • 豆乳くま
    2021/08/18
    ネタバレあり
    シリーズ完結。紫旗の暗殺計画を知った明花は、不本意ながら伯慶の婚約者として後宮に潜入するが。話の肝である人と仙人、という世界観だがこの仙人は本当に酷い。読みながらもムカつく。人を蔑み自分達の利益だけを追求する、半仙の明花と紫旗をなんとしてでも無き者にせんと裏切りに継ぐ裏切り。呪詛の黒幕は絶望の人物だった。辛い。しかし何と清々しい終わり方なのか。仙人の腹黒さも忘れる程ニヤニヤしてしまった。