ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さん

発売日 : 2019/09/14
本好きがこうじて、嫁ぎ先は(地獄の)本屋さん!?大事な一冊見つけます!
上司のパワハラで絶望した奈美は、ある日古ぼけた店を見つける。そこは未練のある本が集まる、鬼の店主が経営する地獄の本屋だった。店主からのプロポーズは置いといて、奈美は様々なお客さんを相手に奮闘するが!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040730189

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みんなのレビュー

  • ゆなほし
    2019/12/27
    上司からパワハラを受け人生に絶望した奈美は、鬼の店長が営む「書物平坂」で思い出の一冊と再開し、店番まで頼まれることになるが…。自分の魂の値段と等価な本を売る代わりに、地獄からの帰り道を教える本屋。設定は悪くなく良い題材になりそうなのだが、物語がこの「書物平坂」を完全なる舞台として据えているのではなく、奈美の置かれた劣悪な会社環境にも重きを置いているようで、何だかどっちつかずな印象を受けてしまったのが残念な点。ただ、奈美が無類の本好きであり「私はきっと地獄に堕ちても本を読んでいる」という点は大変共感できる。
  • 一華
    2019/09/29
    初読み作家さん。書物平坂=黄泉比良坂…此岸と彼岸の狭間で鬼が営む書店に、仕事にも人生にも疲れた奈美が自分にとっての唯一の一冊と再会し、元気を取り戻す…なぜか書店で店員をすることになり、毎夜のように自分そっくりの女性と鬼の店長の夢を見るようになって……本に絡むお話に、ほんわか恋模様も…若社長の赤寺くんの恋心は空まわり?続きあり??
  • うまる
    2020/08/17
    人生に絶望すると辿り着く、地獄の本屋さんの話。"書物平坂"なんてネタなタイトルなので、さほど期待してなかったのですが、本好きあるあるも、本屋に迷い込んだ人には運命の1冊があるという設定も面白かったです。主人公同様、長らく読書から離れていた事があるので、久々に本を読んだ時の喜びや、やっぱり本が好きなんだと思う気持ちの共感が半端なかったです。文学少女やビブリアみたいに、実際の本が紹介されるので、読みたい本が増えました(汗) 川端康成の『親友』は復刊したと聞いてから今まで忘れていたので、この機会に読みたいです。
  • PAO
    2019/11/12
    「ようこそ、書物平坂へ。無事に帰りたければ、このワゴンから魂の一冊買うのをオススメしよう。お代は言い値でけっこう。ただし、それが今現在の君の魂の値段となる」…黄泉比良坂の語呂合わせで「書物平坂」にして一冊書いた様な本ですが、本への深い愛情は十分に伝わりました。私にも大切だったけど手放してしまった本があったことを思い出し、読みながら「懐かし悲しく」なると共に、私ならその本に幾らの値段を付けるのかと悩んでしまいました。ナギやツヅリ、ナミ、静の過去や秘密が明かされず消化不良なので、ちゃんと続編出してくださいね。
  • よっしー
    2022/10/27
    タイトルが気になって手に取りました。あの世とこの世の境に存在する不思議な書店。そこに迷い込んだ人が、運命の一冊の本を手に取ることによって変化するその後の人生。特殊な書店が故に、滅多に客も来ない中で本を読みながら店番が出来る。本好きにとっては最高の環境ですよね!! 奈美の職場でのパワハラ、それを何でもないように乗り越えようとしていた点は何だかな~と思いつつ、店長とツヅリの小さな優しさにホッとさせて貰いました。私の運命の一冊は何なんでしょうね~。