天馬の貴公子の永遠の花嫁
発売日 ：
2019/07/29
天馬の御曹司×健気な天狼の少年の、溺愛和風ファンタジー！
【第19回角川ルビー小説大賞 優秀賞・読者賞 Ｗ受賞作品！！】
天馬の御曹司×健気な天狼の、溺愛和風ファンタジー！
天狼の少年・志遠は立ち入りを禁じられた天馬の領域に誤って入り、一族からも見放されるが、天馬の御曹司・碧青流のはからいで碧家の使用人となる。乱暴な言葉とは裏腹に志遠を気にかけ、不器用な優しさを示す青流に惹かれるが、容姿端麗で将来有望な青流に対し、天界で忌み嫌われた存在である天狼の志遠は、種族も身分も違いすぎる。だが想いを封じ込めようとした矢先に成人の証である春を迎えてしまい!? 熱を持て余す志遠に、青流は「かわいくてたまらない」と告白し…？
天馬の御曹司×健気な天狼の、溺愛和風ファンタジー！
天狼の少年・志遠は立ち入りを禁じられた天馬の領域に誤って入り、一族からも見放されるが、天馬の御曹司・碧青流のはからいで碧家の使用人となる。乱暴な言葉とは裏腹に志遠を気にかけ、不器用な優しさを示す青流に惹かれるが、容姿端麗で将来有望な青流に対し、天界で忌み嫌われた存在である天狼の志遠は、種族も身分も違いすぎる。だが想いを封じ込めようとした矢先に成人の証である春を迎えてしまい!? 熱を持て余す志遠に、青流は「かわいくてたまらない」と告白し…？
- レーベル： 角川ルビー文庫
- 定価： 748円（本体680円＋税）
- ISBN： 9784041083369
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2020/11/2634ネタバレあり敵対する天馬と天狼。子どもができるなどの安易な展開ではなく読み応えがあった。
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nono2019/11/2424ネタバレありBL。初読み作家様。オメガバース風味。天界を舞台に、天狼の志遠は反目している天馬の青流に助けられ、何時しか⁉ ルビーさんだし花嫁なんだし軽めに読めるかと侮っておりましたが^^しっかりした世界観と、複雑に絡む人間模様が魅力な一冊でした。ぶっきらぼうな物言いながら優しさの垣間見られる青流、虐げられても一途に前を向いて努力する志遠、種族の違いを越えて想いを寄せ合う二人の辿る茨の道にはらはら。秘かにオメガバースでしたが、その設定も自然と納得で、困難な状況を打破すべく努力する彼等の恋を応援しつつ、楽しく読了。
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アッちゃん2024/10/0217ネタバレあり作家さん買い。中華風味の天界でのお話で、オメガバース風味もあり。天狼の子が誤って川に落ち、助けてくれたのは天狼とは天敵関係の天馬一族だったら〜。いくら恐れられているといえ、やせ細った天狼の子供に口輪をつけたり、自分達は食べない種族だからと、受けに食べ物を与える事を失念していたり、なんだかと思いつつ読んだけど、ツンデレ天馬攻めが健気で頑張り屋さんな受けと触れ合ううちに、不器用ながら相手を思いやる気持ちを持ち、成長していくのがよかった。種族と身分差を乗り越える切なくも良いお話でした。
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もきゅ子2021/01/1617ネタバレあり面白かった。様々な種族が暮らす天界で高貴な存在である天馬と、野蛮だと忌み嫌われている天狼の話。気位の高い攻めが受けメロメロなのを必死に隠そうとしているのが面白かった。最後には可愛すぎて俺はもうだめだ…ってなってるの良い。天馬の攻めは食事をしないので、食べるってことをイマイチ理解してなくて味のない白茸を食べさせ続けられてた受けが不憫だった。どんどんと明らかになる天馬側と天狼側のすれ違いと生活格差に、天狼側へ同情的になってしまう。絶対悪党だと思ってた兄の親友が憎めないキャラクターで、彼への救済を願ってしまう。
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きょん2019/08/1617ツンデレ天馬御曹司×健気な天狼少年。中華と和風をmixしたような世界観が結構しっかり練られていて読み応えあり。天馬と天狼の種族対立の過去や、テロを企てる天狼たちの言い分も考えさせられる点があり、一概に悪役と言えない所が上手い。その中で、自分は身代わりだと思いつつも一途に攻めを慕う受ちゃんの可愛さと健気さが際立っていて良かった。オメガバース要素もあるので、子供を授かる未来やそれによって変わって行く天狼との関係なんかも読んでみたいな。
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